礒やしきでの特別販売企画【ダンゴイカ】のメガネホルダー

先日の礒やしきでは、谷口知惠子さんの【ダンゴイカ】のメガネホルダーにいそのんがお仕立てをつけて販売するという企画を開催しました。

その展示の様子をごらんください。
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ご用意できたのは3匹。

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【黒いお魚を連れた子】¥12000-
ご希望者は4名

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【緑のシッポのお魚を連れた子】¥12000-
ご希望者は1名

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【オレンジ色のシッポのお魚を連れた子】¥12000-
ご希望者は5名

黒とオレンジのご希望者さんたちには、じゃんけんで勝負していただきました。
緑をご希望の方は「じゃんけんしたい〜」といいながら、ダンゴイカを嬉しそうに連れて帰られました。

皆様どうもありがとうございました。


それではいそのんは、皆様のニコニコを心に、次の楽しい企画の準備にとりかかることにします。
2025/04/15 20:38 Update

いそのん劇場【第7の謎の化石を復元する】

今月4月13日に礒やしきのはなれで開催された毎月一日だけの礒野お手製の展覧会「いそのん劇場」の様子をご紹介します。
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ごあいさつ

【第7の謎の化石を復元する】

礒野が何年もかけて取り組んでいるお仕事のひとつに化硝研究所のお仕事があります。
これは何かといいますと、ある特別な地層の化石をヒントに、その生き物の姿と生き方を推察しガラスで再現するというもの。

その特別な地層というのは、大量絶滅があったとされる古生代と中生代の隙間の時代のもの。
数年前に発見されたその地層はギャプス紀となづけられ(フィクションです)、アンモ所長をはじめとする研究者の化石発掘の対象となりました(フィクションです)。

そして化硝研究所と三人の博士が取り組んでいるのは、次から次へと出てくるその時代特有の謎の化石から、その時代の生態系を解明していこうという大きな試み。

化硝研究所のアンモ所長の依頼からはじまるこの企画は、だいたい年に1回か2回。
参加しているガラス作家は「増永元博士」「谷口知惠子博士」そして「礒野昭子博士」

気長な話ではあるものの、この取り組みを積み重ねていくといつか、厚みのある大きなイメージ世界を創り上げることができるはず。

依頼される3博士はお互いに申し合わせたり、相談したりはいっさい無しで、それぞれに「うーん!」と考えに考えた結果、考察の結果はぜんぜん違うものになったり、ニアミスしたり。
そこも面白いチェックポイントかもしれません。

学術的なムードが漂うこの化硝研企画ですが、復元されたものは資料であるとともに作品。
宝物でありアートとして、どうぞじっくりと見てやってくださいませ。

2025年4月 礒野昭子

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会場風景
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会場に展示された作品は「谷口博士」こと谷口知惠子さんと「増永博士」こと増永元さんとわたくし礒野昭子のもの。
そしてお題となった化石と、それぞれの作品になった生き物についての考察レポートが展示されました。

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谷口博士のコーナー
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Anglipis chekora (アングリピス チェコラ)
無顎鋼/ 異甲目/ プテラスピス科/詳細不明
学名の意味:角のついた甲羅
anguli(角)+pis(甲羅)+chekora(チェコラ)

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アングリピスの背景と額は谷口博士によって漆をほどこされています。

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河口やかなり流れのある川の底に住んでいます。
こんもりとした甲冑状の頭部と尖った形の尾ビレを持っています。
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礒野博士のコーナー
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Strobiluspis (ストゥラウビラスピス)
魚類無顎口上綱/無顎綱/異甲目/プテラスピス科
学名の意味:マツカサのような甲羅
strobilus(マツカサ)+pis(甲羅)

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作品は展示台からかんたんに取り外すことができます。
そして面白い手触りと、光を透して見る楽しみがあります。

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吻部の下面には泥の中でも生き物を探せるセンサーがあります。

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腹面にはイモムシのような足が5対あって、浅瀬から岩などの上に這い上がることができます。
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増永博士のコーナー
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Astrobelua sepioides(アストロベルア セピオイデス)
棘皮動物門/ヒトデ綱/詳細不明
学名の意味:コウイカに似た星の怪物
astrum(星)+belua(野獣、怪物)+sepia(コウイカ)+-oides(~に似た)

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海底を移動する時の姿勢

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胴体腕の背面

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捕食腕の中心に口らしきものがあります
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恒例の礒野作品のマスターピース展示
触って楽しんでいただくことができます。
今月は2作品
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【ウミノモト(蛸のような、)】3月のトップページを飾った子

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【桜の花まで飛べました!】4月のトップページを飾った子

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次回いそのん劇場は5月11日です。
2025/04/14 22:40 Update

4月の礒やしき・・お山のめぐみ

今週末4月13日は礒やしきの日です。

毎年、花の多いのがこの季節ですが、やっぱり一番楽しみなのが、満開の枝垂れ桜。
昨日の雨と風で、雪のように花びらが散って、「ああ〜日曜までもたないかも?」と思った翌る日の今朝
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まだまだ美しい桜です。
手前の白いのはリキュウバイ
これも大好きな樹です。

他にも、シャガ、ヤマブキなどなど、お花見を楽しんでいただけそうです。
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礒やしきの日のご来訪には前日までに連絡をいただいております。
注:お越しの方は必ず事前にご連絡ください。

ご連絡方法や詳しいご案内はコチラ
「礒やしき」と「いそのん劇場」のご案内・・・http://www.iso.cx/kero/0832
2025/04/11 13:31 Update

谷口知惠子作【ダンゴイカ】

谷口知惠子さんの【ダンゴイカ】は、全長4センチ。
クリーム色の半透明ガラスが軟体の雰囲気をかもし出しております。
フォルムは全体的にコロンとしていてかわいいながら、長い2本の触腕がついているという、かわいさからの踏み外し方が好きです。
谷口さんご自身が礒やしき来訪時に身につけておられるのを見て、そこに居合わせた面々と「あれいいね!」と言い合ってから、一年以上待ち続けてやっとやってきた3匹です。

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緑のシッポのサカナを連れた子

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オレンジのシッポのサカナを連れた子

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黒いサカナを連れた子


さて、その触腕(透明の部分)ですが、
なんとこれ、メガネホルダーとして使うことのできる優秀な子なんです。

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緑のシッポのサカナを連れた子

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オレンジのシッポのサカナを連れた子

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黒いサカナを連れた子

この3作品は、今週末13日の礒やしきで販売します。(参考価格12000円)
どうぞ実物をご覧になるのを楽しみにしてください。
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礒やしきの日のご来訪には前日までに連絡をいただいております。
注:お越しの方は必ず事前にご連絡ください。

ご連絡方法や詳しいご案内はコチラ
「礒やしき」と「いそのん劇場」のご案内・・・http://www.iso.cx/kero/0832
2025/04/09 0:47 Update

4月の礒やしきの日

4月の礒やしきの予告です。
礒やしきの日は、毎月第二日曜日。
今月は13日です。

というわけで、今月の礒やしきでのお楽しみの一部をご紹介します

離れの2階で開催される「いそのん劇場」は毎月違った試みで楽しんでいただくアートスペース。
今月は、増永元博士と谷口ちぇこら博士とわたくし礒野昭子博士が取り組む化石復元企画
「化硝研」でございます!

今回のお題はこの化石
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この化石をもとに、それぞれに違った作風をもつ三人のガラス作家が頭をひねってつくりあげた、古代生物が登場です。

「化硝研」については、グラスタウンのウェブサイトCo展でただいま連載中です。
ぜひそちらのチェックしておいてくださいませ。

Co展・・・・http://coten.wcs.jp
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さて、今回の礒やしきでは、谷口千惠子さんの「ダンゴイカ」を販売します。

胸元を飾るジュエリーのモチーフが「お花」でもなく「猫」や「うさぎ」でもなく「ダンゴイカ」というのはいかが?

ぐっときますねぇ。
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大きさ約4センチ 参考価格12000円
お仕立てはいそのんです。
ご用意したのは3匹。
明日の記事でもう少し詳しいご紹介いたします。
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礒やしきの日のご来訪には前日までに連絡をいただいております。
注:お越しの方は必ず事前にご連絡ください。

ご連絡方法や詳しいご案内はコチラ
「礒やしき」と「いそのん劇場」のご案内・・・http://www.iso.cx/kero/0832
2025/04/08 21:16 Update
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