「この透けるような肌の傘、ピンとした軸、なんて素敵なキノコなんだ。」 ステガちゃんは、大好きなキノコに話しかけます。 少し暗い雨上がりの竹林には粘菌やキノコがいくつもぴょいぴょいと立っていて、 それらをおいしく食べる蝸牛や蛞蝓や甲虫たちがあちらこちらで忙しそうにしています。
(2010年7月)
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