とんぼ玉作家 礒野昭子(いそのあきこ)のホームページ

奇妙な人

ある日、奇妙な人にまた出会った。それは田舎の細い路地だった。 彼は石垣から生える草をじっとみつめていた。
「小さいものは大きい」そうつぶやいた彼は、ちらと私を一瞥し、 そして立ち去っていきました。

(2012年5月)