「きみの目に似てるね」と言って、誰かがお花を置いていった。 自分で自分の目は見えないから、ぼくには本当のところはわからない。 でも嬉しいきもちは気恥ずかしいきもちの間をむくむくとふくれるから、もらったお花は大切に隠して、今日の飛行練習にでかけることにする。
(2014年7月)
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