とんぼ玉作家 礒野昭子(いそのあきこ)のホームページ

海辺にて

遠く彼方を船が通っていく。
航跡が波をつくり、その波はゆっくりと僕のあしもとまでやってくる。
そして僕は心の中で言ってみる。
「僕には羽があるのだから、いつか海だって越えられる。」

(2014年9月)