冬のはじめの風の中で、タンポポの種と出会った。 繊細で美しい綿毛に、ステキな模様のタネ。 「君に逢えてとってもうれしい。」 わずかな風でも綿毛は揺れる。 「このままそっと埋めてあげる。春になったらまた逢おうよ」
(2015年12月)
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