冬のさなか、放置されたかつてのミカン畑の中をウロウロすると、たくさんの植物たちの姿を見ます。
冬のことなので、その多くはタネの状態。
もともと人の出入りのあった畑だったからか、ヒトが運ぶひっつきむし系のものが多い中、これはいったいだれがタネをはこんだのでしょう?
スズメウリが白く、あちこちにぶらさがっています。
白といってもいろんな白がありますが、これはなんとなく緑の因子と灰色の因子をふくむ白。
きっと中のタネが透けてみえてるからなのでしょうね。
薮のそこここにぶらさがっているその姿はお祭りの提灯かクリスマスのオーナメント、とってもかわいいぼんぼりたちです。
以上スズメウリについてのレポートはわたし、眠たいおメメのコウイカがお送りしました。
(2019年 2月)