とんぼ玉作家 礒野昭子(いそのあきこ)のホームページ

本日、湿気たっぷりナリ

デンデンムシが言いました。
「今日は湿気たっぷり、ぼくのお出かけどき、ご飯どき」
小さなキノコが言いました。
「今日は湿気たっぷり、ぼくのはえどき、胞子どき」

発光キノコであるシイノトモシビタケを探して、スダジイを見てまわると、よく出逢うのはキセルガイという細長い殻をもつデンデンムシ。
ほとんど殻の中にこもってはいるのだけれど、湿気たっぷりの時にはゆっくりゆっくり出てきます。
シイノトモシビタケもおんなじ。 ほとんど朽ち木の中に居るのだけれど、湿気たっぷりの時にはポコンポコンと出てきます。

ところでご存知でしょうか?キセルガイって10年以上の寿命があるんですって!

(2021年 7月)