急に暖かくなって
ツクシがにょきにょき
スギナもにょきにょき
見上げると原始の森に居るみたいだ
両生類が陸に上がった時代を想像するとき、私の頭の絵図にはツクシのおばけとでっかいトンボがかならず登場してきます。
そして今、目の前のツクシを見ながら、その想像はさらに広がっていきます。
でっかいツクシは胞子もでっかいかもしれない。でっかい胞子は風が吹いても散らなくて、ぼとぼと地面に落ちてたのかもしれない。
けれど知ってるもので知らない世界を想像するのは、きっとすべてが間違いだらけ。
そしてどこまでも楽しい頭の遊びなのです。
(2024年 4月)