山から流れ出るのは お魚もじっとする冷たい水
僕はこの冷たい水の中を 尻尾をゆらして泳ぐ
何年も前に、ある川の少し湾曲して深くなったところで「どぉーん」と出逢ったオオサンショウウオ。
遠く和歌山からあの子は今頃どうしてるだろうと想います。
あの川の上流で工事があったと聞いているので、もしかしたらお引越ししたかもしれないけれど、元気に冷たい水の中で今日も子育てしてるといいなと思います。
私の棲む山の家は今日も平和。すぐそばでムササビが鳴く声がします。イノシシの気配もします。庭の大根はある朝、葉っぱだけがなくなって、そこには小さな足跡が。ウサギかな?シカかな?優しい食べ方でありがとう。葉っぱのなくなった大根は土の中で成長が止まって、おかげさまで長くおいしいままでいるでしょう。
おととい時期を間違って穴から出てきちゃったクマバチの若者に、新しい穴を斡旋したら、また冬眠を始めたようす。 自分の縄張りだけど、あなたも居ていいよと言ってもらえる関係はとてもシアワセ。
(2025年 2月)