くるくる地球は飛びながらまわる
だから僕の居るこの場所も
陽当たりが良くなったり悪くなったりする
だから栗の木が葉っぱでわさわさになったり
全部落ちて裸ん坊になったりする
夏の間鬱蒼としていた栗の木の根本に、今はお陽様があたってぽかぽか。 地面は金色の落ち葉の絨毯でおおわれてふかふか。
幹をみあげた先には裸ん坊の枝々があって、その間から青い空と飛ぶように行きすぎる雲が見える。
あの先は宇宙だ!と思った瞬間、ふわっと浮き上がった気持ちになるのが心地いい。
絶対の事実なのに、日頃忘れていることが山のようにあります。
地球が宇宙を飛んでいるということもそう。
それを思い出すと、私の心や頭は一新するようにさわやかになります。
それは新しい年の始まりに感じる気持ちとなぜか少し似てる。
(2025年 1月)