とんぼ玉作家 礒野昭子(いそのあきこ)のホームページ

百年サナギ

(3の百年サナギ)

みなさまは、蛾や蝶やカブトムシなどの蛹(さなぎ)を手に乗せてみたことがあるでしょうか?
乗せてみたことのあるかたにはこの感覚はおわかりでしょう。
まだ乗せてみたことのない方は想像してみてください。

(2の百年サナギ)

細い糸で、木の枝などにとめつけられている蝶の蛹(さなぎ)や土に埋まっているカブトムシの 蛹を手にするのは命をこわしてしまいそうでなかなかできないことですけど、 落ち葉にうもれて転がっている大型の蛾の蛹をみつけた時には、ドキドキわくわくとそおっと 手にのせてみます。

(1の百年サナギ)

手に乗せたその不思議な物体はほとんど動きません。
でもなにかそこからじわっと力を感じるのです。
見えない、ただ眠っているだけのような塊の中では、何かがおきていて、それが自分のてのひらに伝わってくるのです。
それは手のひらから蛹をとおして万物と繋がるような感覚をも呼び起こします。

【サナギ】は、そのような感覚をいつも傍らにおきたくて、生み出したものです。

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手の中の宝物

ゆっくりゆっくりとサナギはのぼっていく。

100年の眠り

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