とんぼ玉作家　礒野昭子（いそのあきこ）のホームページ

ウミノモトは命のもと、たくさんの命をギュッと濃縮したスープのようなものです。
その命の液体が蛸のような形になった。
それが、この作品です。

海の中でたくさんの生き物たちの中を漂っているとき、自分自身もこの地球の命の豊かさの一員であることを感じます。
そんな心地よさを感じさせるものをカタチにしたいとつくりあげたのが【ウミノモト（鯨のような、）】
それをさらに持ち歩きやすい形状にしたのがこの【ウミノモト（蛸のような、）】です。

内部の海底にはチャツボボヤ、ケヤリムシ、造礁サンゴ、イソギンチャク、貝の卵のようなものが居ます。
中層には、デトリタスを食べるクモヒトデや、魚の群れ（ハタンポの魚群をイメージしたもの）、表層には波の砕けたあとにできる泡がつくる模様などがあります。