とんぼ玉作家 礒野昭子(いそのあきこ)のホームページ

本を見るように礒野昭子の世界を楽しんでください。

お知らせ

雨が河に流れて

昨日の雨が砂を連れて川に流れ、川は海に流れ。
川べりに取り残された砂は波紋を描き
水鳥がその上に足跡を描く。
昨日からの時の流れがここに見える。

川べりを歩いていたら、砂がまるで砂漠の風紋のような模様を描いているのにいきあたりました。雨で川に流れ込んだ跡でした。
よく見ると砂の上には水の流れでも消されきれなかった雨の跡、雨がやんでから、細かくて軽い枯れ木のカケラが強い風に転がされた跡、その上を水鳥が抜き足差し足で歩いた跡が残されていました。
それらは時間の流れのなかでくりひろげられたことの跡形でした。

撮影に使ったのは【流流(りゅうりゅう)】。水の流れの中の一瞬を動きや水音を想像してもらおうと創った作品。とらえるのは一瞬の光景でも、前と後、時間の流れも汲み取ってもらえるような表現が私の創作のテーマのひとつ。( 11/1)

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