【ナギ】
これはいったいなんでしょう?
曖昧・・・・・
不可思議・・・・・
お人形でない。
装飾品でもない。
重みのある、でも小さくて手の上におさまる塊。
穴有りの【ナギ】はサナギの「奇妙さ」と「偶像のような神々しさ」に注目して生み出したもの。
穴無しの【ナギ】はサナギの「奇妙さ」と生き物好きにとっての「かわいさ」に着目して生み出したたもの。
見る人、持つ人、所有する人に曖昧さと不可思議さのもたらす気持ちよさと、
たくさんの想像の余地がこの子から伝わって欲しいと創り手礒野は思います。
【ナギ】のガラスとしての魅力は、光をつかまえて目で楽しむもの。
透かしてみる、覗いてみる。
【ナギ】によってできる光の影を見る。
触った時の冷たさが、ゆっくりと手の温度になってくるのをあじわう。
手触りや握った時に感触を楽しむ。
そして触っているうちに手から出る水蒸気で、表面がしっとりと透けてくるのを見る。
そして無垢のガラスだから、朽ちにくく、何千年もそのカタチをとどめるだろうということを意識してみる。
この「奇妙なもの」がある空間は、何かが少し変わるかもしれません。
穴なしの10匹の【ナギ】のこの先は、スタヂオiにてごらんになってください。
この先カエル星人が、あーだこーだと1匹ずつ紹介してくれることでしょう。
スタヂオi・・・・>http://iso.wcs.jp/
ガラスのうんちくをまじえた礒野からの紹介と説明は4月のいそのん劇場の記事でごらんになってください。
いそのん劇場【43匹のナギ】・・・>http://www.iso.cx/kero/0580