メッセージ欄

2017年4月の日記

一覧で表示する

境界おかわりは【ヘビイチゴの蛙】でフィナーレをむかえました。

皆様ありがとうございました。
境界おかわりは【ヘビイチゴの蛙】でフィナーレをむかえました。
ke17_3a.jpg
この5匹については、今までに無い方法、「入札と作文」というやり方で、行き先を決めさせていただきました。
こんな大変なやり方なのに、一生懸命参加していただいて、とても感謝です。

実はこの方法、私からのひとつのお願いを受けて、提案されました。

・・・・・これっきりの5匹の【ヘビイチゴの蛙】さん、手放すのはなごりおしすぎます!せめて販売方法は参加してくださった方と私の記憶にしっかりと残るものにして欲しい。・・・

そして今、入札と作文と5匹のどの子を選ぶか?という複雑な条件のもと、残念ながら5人の里親さんの中に入れなかった人の作文も、イラストも、写真も、5人に入った方の作文も、イラストも、写真も、私の宝物になりました。

作品は感じ取って下さる方、受け止めてくださる方がいて、生まれるし育ちます。
みなさんの作文からにじみ出る、喜びやわくわくを私は心の中にインプットしましたよ。
きっとまた、素敵な子が生まれます!
ありがとう!ありがとう!

さあ!【境界おかわり】もとうとう終わってしまいました。
次は何をしましょうか。
2022/01/21 12:34 Update

まるで、ちびくま祭りです その2

続きです・・・。

ライバルであり友人である増永元さんが、白鯰のスペシャル作品をまだなっとくできない!と、再挑戦して発表した!という情報が入りました。

元さん偉いなあ〜、それって寿命が縮むようなパワーが要ることなのに。

うん!私も負けてはいられない。

ということで「ちびくまの森(お花の蜜をちゅるるん)」の桜バージョン、再度トライすることにしました。
ke17_4_20a.jpg

桜の花をつくる為のガラス棒を新たにつくりあげ(買って来たガラス棒そのままではつまらないものになります)、桜の雄しべはより繊細なつくりのものを、白の不透明のガラスは火の中で一度お掃除をしておきます。
花粉にする金箔の用意もできました。

まず、桜の花をひとつづつ作っていきます。きっちりかっちりではなく、風になぶられたような動きがある方が好みです。
桜のつぼみもふっくらと作っていきます。

中に入れる部品の下準備が全部終了したら、これからは失敗が許されない過程です。
スタートは樹の幹の部分から。
もちろん、地衣類がまとわりついた雰囲気にします。
〜〜〜中略〜〜〜
そして最後はちびくまの肉球でフィニッシュ。

はい、こんにちは!
2h17_4a .jpg
【ちびくまの森(お花の蜜をちゅるるん)】(グラス2Hに出場中)
実物の大きさは30x30x25mmです

先日の1点目と比べてみます。
ke17_4_20b.jpg
左が新しい子
桜の玉をがばっと覆うちびくまさんです。
自分の作品らしい「可愛らしい」ではないかわいさです。

足とお尻で立ちますし、背中を下にしてごろんとさせても良いバランス。
sg17_4f.jpg

自分ちにこのまま置いておきたいのだけれど、みんなに見せびらかしもしたい。
ということで、この子は今月の2Hに出場させることにしました。

自分ちの子に〜という方があらわれなかったら、私んちにもどっておいで(笑)

今月のグラス2Hオークションの入札日は 25日火曜日 です。
http://2h.wcs.jp

それから、タンポポの綿毛がとても上手く出来る月だったので、スカラベも誕生しました。
ke17_4_20c.jpgke17_4_20d.jpg
タンポポ綿毛の旅-最終章-【土に還る】(47g)(弘法さんに連れて行きます)
2022/01/21 21:29 Update

まるで、ちびくま祭りです その1

おまたせしました。そろそろの弘法さんの告知をさせていただなくては!
で、今月はちょっと違うかたちでご報告です。

実は先ほど今月のグラス2Hオークションに【ちびくまの森(お花の蜜をちゅるるん)】を申請してきたところ。

この作品はここのところのお仕事のゴールみたいなものでして、そこにいたるまでの経緯を、弘法さんへ連れていく作品の紹介を兼ねてご報告したいと思うのです。

では、はじまり、はじまり

毎月、弘法さんへ連れて行く子、弘法さんに来てくださる方々に引き渡す子たちを今月はどんな子を?と悩むわけです。
今回もさあて、今月は何を生み出そうか?と考えた時、先月にひきつづき【ちびくまの森】が見たい〜というささやきがはいり、よおっし!と生み出したのがこの子。
(写真はひと作品につき2枚づつです)
ke17_4_19a.jpgke17_4_19b.jpg
【ちびくまの森】(34g)(弘法さんに連れて行きます)
「ちびくまさんの日々のくらしは、森の恵みと共にあります。
抱えているのは発光キノコのシイノトモシビタケ。
朽ち木ごと巣穴にもちかえり、お部屋の灯りにするつもりなのです。
個体によりますが、シイノトモシビタケのほかにも、粘菌やタンポポの綿毛もそおっと入っています。
(玉の底に緑色を仕込んであり、暗い所で下から光をあてるとシイノトモシビタケが緑に光って見えるようにしてあります。)」
とってもいい子でできたので、満足満足ですから、この感覚を忘れないうちにもう一匹手がけたいものです。

そこで頭に浮かんだのは先日「ガバッと玉を抱え込んだタイプのはもう作らないの?」という質問。

大昔に少しだけ生み出したガバッとタイプ、あれもとっても可愛かった。
そうしてこの子が生まれました。
ke17_4_19c.jpgke17_4_19d.jpg
【ちびくまの森(お花の蜜をちゅるるん)】(39g)(弘法さんに連れて行きます)
「ちびくまさんはお花の蜜が大好物です。大切に抱きかかえてちゅるるんちゅるるんと蜜をもらいます。このお花は花びらも美味しいの」

うんうん、でぶっとしてて、食いしん坊そうで、かわいいかわいい。
そこで思いついたわけです。
今年の桜はとてもキレイだった。
ちゅるるんと、蜜をいただくお花を桜というのはどうだろう。
そういえば、先日地元のお百姓さんが桜を眺めながら、ミツバチが少なすぎると言ってたなあ。
ミツバチの代わりをちびくまさんに頼んでみよう。
・・・と、生まれたのがこの子
ke17_4_19e.jpg
【ちびくまの森(お花の蜜をちゅるるん)】(39g)(弘法さんに連れて行きます)
うんうんと時間をかけて作ったかいはあるのだけれど。
まだまだもっともっと力強く生み出せるはず。
それに背中を下にして置いてみたところ
ke17_4_19f.jpg
うまくごろんごろんしてくれない。

そこに、ライバル増永元さんが白鯰の作品のスペシャルを追い込んで再挑戦してより良い作品にして発表したとの知らせ!!!

う〜〜ん!

・・・つづく
2022/01/21 21:30 Update

4月のパンダ屋さん

えらく寒い春の日が続いておりましたが、ここのところ急にあったかくなって、パンダ屋さんのある山あいは桜がどばっと咲きだしましたよ〜。

わたくし、この数日またまた大工さんの日々です。
大工をしているとこから桜の木があちこちに見えます。
で、昨日なんて朝つぼみだけだった桜の樹がどんどん花をつけていくのが見れてわくわくです。

さて毎月第2日曜日の週末の土日はそのパンダ屋さんの日です。
今月8日(土)と9日(日)の今週末ですね。
やまのパンダ屋  http://panda.glazo.net 

今月の礒野は土曜日は時間によっては留守にしておりますが、日曜日は一日中パンダ屋さんでまったりおしゃべりなどしております。

パンダ屋さんでは、礒野が創ったとんぼ玉作品の販売はありませんが、サバヲの作品と楽しいおしゃべりのひとときが、皆様をお待ちしております。
パンダ屋だけのお楽しみもちょくちょく用意されていたりします。

パンダ屋さんは駅から歩いては行けない場所なので、電車でお越しになるかたがおられましたら、前日までにメールください。
(kaeru@iso.cx)
海南駅までお迎えにいきます。

ke17_4_7a.jpgke17_4_7b.jpg
ちっちゃいですが、しっかり作っておりますよ〜。
2022/01/22 23:04 Update