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2016年4月の日記

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例えば私の八丈島の旅

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先日、弘法さんでお客様達との話題で本屋さんで八丈島の観光ガイド本がみつからない、と伺いました。

自分自身は国内の旅行でガイドブックを使うことがないものですから、あるのかないのかも知りません。

というわけで、ガイドブックがあったらなあ〜という方に、役に立つのかたたないのか全然わかりませんけど、礒野の旅のバージョンを書いてみようかと思います。

まず、八丈島に行こう!と思います。
飛行機や宿はANAのサイトで取ることが多いです。
何故ANAかというと、八丈島へのジェットは羽田からのANAしかないからです。

乗り継ぎの飛行機の遅延や、天候不良による欠航が出たときにこまらないように、関西から羽田までの便もANAで取ります。(東京で他に用事があれば新幹線でということもあります)

旅作というパッケージで、往復の便に宿をセットして買います。
ANAと提携していない宿に泊りたい場合は、旅作にANAと提携の宿を一泊だけつけて申し込みます。

八丈島にはだいたい3泊ぐらいすることが多いです。

八丈の空港についたら(とってもかわいい空港です)空港ロビーにインフォメーションカウンターみたいなのがあります。
そこにはいろんなチラシや地図がありますし、知りたいことがあったらそこのスタッフさん(気持ちのよいおばさんがおられました)に聞いてみると良いです。
親切に対応してくださいます。

私はですね、だいたいの場合、あらかじめ到着日にあわせて、島のダイビングショップにスキューバダイビングの予約をいれています。(機材は水着以外ほとんど借ります)
で、何便で着きますからとお願いしておけば、空港にお迎えしてくださいます。
そのまま、ダイビングショップまで行って、海に行って、ダイビングが終わったら、車で希望のところに送ってくださいます。
宿に送っていただくこともありますし、レンタカー屋さんに送っていただいたりもします。

レンタカー屋さんは現地に何軒もあります。
現地で申し込みをして借りることもできますが、ネットであらかじめ調べておくと良いです。
ネットで申し込みすると安くなったりします。

八丈島の地理はそんなにややこしくありません。
そして、どんなに迷っても、島から出ちゃうことはありません(笑)

道はとてもきれいに整備されています。
そして、嬉しいことにあんまり通行量はありません。

スキューバダイビングをした後一晩くらいは、高い山にあがってはいけないので(もちろん飛行機は御法度です)山以外の楽しい場所にむかいます。

泳ぎ足らない時は、自前の水中眼鏡とシュノーケル、足ヒレをもって、海に向かいます。
島のあちらこちらに泳げるところがあって、どっちか側かが荒れていても反対側は大丈夫というケースがほとんどです。

ただし〜〜〜、私は海っ子なので、すごく泳げます。
そうじゃない場合は、ダイビングショップにお願いしてシュノーケリングやスキューバなど、八丈島の土地感(海感というべき?)のある人に案内してもらって楽しむのが満喫できる良い手だてだと思います。

海以外にも楽しいところがたくさんあって、思いつくままに訪れます。
例えばエコ・あぐりまーと。
植物販売所か?植物研究所か?植物園か?よくわからないのですが、なんだか楽しい。
ここで売っていたパウンドケーキとパウンドケーキで作ったラスクは抜群に美味しい。
そういえば服部屋敷での伝統の踊りみたいなのを見に行って、そこでいただいたパッションフルーツジュースも抜群に美味しかったです。

自然を散策するには、ポットホールとかヘゴシダの森とか。

雨が降っていると、足場的には悪いですが、雨もよく似合うのが八丈島です。
濡れても気にならない格好でいるのが一番です。
私はいつも、携帯ポンチョ持参。
それとジップロック。

宿にゆっくりチェックインして、夕方以降のお楽しみはやはり、発光キノコ。
それから、波が穏やかなら海に向かうこともあります。
夜の穏やかな海でばしゃばしゃすると、夜光虫がたくさん光って楽しいのです。


と、ここまで書いてきましたが、
「八丈島観光協会」http://www.hachijo.gr.jp/index.htmlの中、タイトルのすぐ下に帯のように書かれたコンテンツ、「島内マップ&滞在モデルコース」というところをクリックすると、なんだかわかりやすい案内があるじゃないですか(笑)

よく見るとこの「八丈島観光協会」のサイト、とっても親切なまるでガイドブックです。

そして日本語が話せればもう大丈夫。
八丈島では、いまのところ感じのいい人にしか会ったことがない礒野です。
わからなくなったらなんでも、そのへんの人に聞いてみたらどうでしょう?


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黄八丈の「めゆ工房」さんになんどか訪れたことがあります。
めゆ工房のお父さんに染色のお話しや植物のおはなしを聞かせていただきました。
知らないことがいっぱいで、とても面白かったです。

私はたまたま、タイミングがあってお話しを聞けてラッキーでしたが、
確実におはなしを聞きたい時には予約しておくと解説してくださるそうです。
(黄八丈めゆ工房で検索)

黄八丈の織物体験は島内何カ所かで実地されているようです。

以上、今日のところはここまで。
2022/01/21 12:25 Update

【アルマジロ】のこと

今月のグラス2Hオークションには礒野の新作の1作目【アルマジロ】が登場です。

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昨日の弘法さんで何人もの方々に、実物を見ていただきました。
見て下さった皆さまのお顔を礒野はこっそり拝見してました。
皆アルマジロを見てニッコリ。
それってとても嬉しいです。

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光の中の「アルマ ジロウくん」です。

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背中のお花の赤い花びらはプリプリにハリがあって柔らかく、水気をたっぷり含んだ感じ。

親バカですが・・・カワイイ。

24日日曜日の晩0時をすぎてから、入札はスタート。
25日月曜日晩の10時20分までが、入札の時間です。(延長することもあります)

この世に一匹だけの、一体目の礒野作【アルマジロ】。
ぐりぐりなでなでしてくださる方の入札をお待ちしています。


【アルマジロ】くん以外もいろいろと今回の2Hオークション、なんともおもしろそうです。
「小さい手の込んだ宝物」に目のない礒野はワクワクです。
ほこほこ良い気持ちや、わくわくよい気持ちにさせてくれる作品は大好きなんですよ。

昨日は弘法さんで、グラスタウン町長さん恒例の「実物みせますよ〜」をしていただきました。
そこで見せてもらったのはのぶちんこと生田信子さんの「和ネコ」の丼ちゃん。
「写真の印象より大きくて良いね」の感想があちこちで。
皆様がほとんど帰られてから、お仕立てで残ったお客様のひとりと、丼ちゃんの背中を懐中電灯で照らしてみました。
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画像はクリックすると大きくみえます。

「うっ!」すげー!!!
お客様と思わずキャーキャー言ってしまいました。

サバヲの「たんぽぽまりのたま」
弘法さんに実物を持ってくるのを忘れちゃったそうで・・・皆様に見てもらえなくて残念。
私は実物を知ってるので、ことさら残念。
人ごとながら、自慢したかったのに〜。
タンポポの浮遊感がステキ。
下地の複雑な模様からいろんなことを想像しちゃいます。
地球の遥か上空を飛んでるのかも〜とか。
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(写真は2Hから拝借)
いままで、弘法さんでみてもらってるのより大きいです。

町長さんの今月のみどころ記事オークション前には必見です。
なんとも楽しいです。
 グラスタウン>Co展>ども町長です。・・・http://coten.wcs.jp/&/p1

グラス2Hオークションはコチラ・・・http://2h.wcs.jp

友松さんのブレスも気になるぅ〜〜。
2022/04/22 20:57 Update

【境界】が初の大舞台になります。【ココニはどこに?】から生まれた作品のこと

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先日最後の子をメディエーターさんのもとに送り出して大団円を迎えた【ココニはどこに】
(まだ創作のカケラプレゼントは残ってますからほんとには終わってませんし、ココニちゃんアルバムからも何かしら楽しい企画(遊び?)を思いつくかもしれませんよ。油断しないでくださいね)

そのココニちゃんたちがとっかかりになって新しく生まれた作品が2種類あります。

ひとつは【ごろりん】
ハンザキのココニちゃんをきっかけに発生しました。
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この子はハンザキのココニちゃん
ke16_4_17a.jpg【ごろりん】2本足
ke16_4_17b.jpg【ごろりん】10本足
透明な全身の中には、有機的なもの(植物やいろんな生き物やその気配)といっしょに、なぜか無機的なもの(歯車)が入っています。
これはいったいどういうことなんでしょう?
想像してみてください。
どういうことなんでしょう?
(これはいそのんからみなさんへの問題出題)

そんなわけで現在のところ謎のいきものとして存在させています。

もうひとつ生まれたのが、コチラ。
アオリイカのココニちゃんから生まれました。
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この子達はアオリイカのココニちゃん

そしてあらたに生まれた子
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まだ名前のない作品です。

水の流れるところ、水草や海藻が、流れにたなびいて、光合成ででた小さな気泡がピカピカ。
よくみると、そこにもここにも一生懸命生きるかわいい存在がコンニチワ。

そんな世界が透明のイカのかたちで現れたもの。

この子達はいずれも、展覧会【境界】に登場します。
できるだけたくさんの人に、実物を生で見てほしいです。

つづいて、八丈島のいそのんお気に入りスポット情報です。
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【裏見ヶ滝編】
八丈島には裏見ケ滝という小さな滝があります。
その近辺はちょっとしたお散歩できる場所です。
で、ほんの10分のお散歩コースなんですけど、一時間かけてのんびり、草木や地面や、道沿いに打たれた杭などを観察しながら歩くと、虫たち、イモリたち、菌類、デンデンムシのたぐい、生命密度が濃いんですね、いろんな小さな生き物に逢えます。
カメラやルーペを持ってあるくとお気軽にすごく楽しいです。

散策コースの入り口、道をはさんで、裏見ケ滝温泉という無料の小さなお風呂があります。
ここも超お気に入り。
露天風呂で男女一緒に水着ではいります。
お湯につかってる周りはヘゴシダや亜熱帯の植物ジャングルで、湯船のまわりをフナムシが走っています。
ここに浸かってるとき、ワタクシ最高に幸せ。
好みはあるでしょうけど、ワタシは「フナムシの湯」と呼んで、ひいきにしています。
2022/01/21 12:22 Update

4月の弘法さん

(今日は【境界うらばなし】を更新する予定でしたが、弘法さんの準備が出来てきたので、連れて行く子のご紹介を・・・
【境界うらばなし】は明日更新します。)

春の嵐がばんばんですね。
あたたかくて水気を含んで重たい風の中にいると、船に乗ってる気分にずっぽりひたってうきうきするワタクシです。
カモメたちもこんな感じで飛んでるのかなあ、とか思ったりもします。

ただ、作品をつくっていて、バーナーの火が暴れるのだけはこまっちゃいますね。
でも素材も、気温も、空気や風、ガスの成分だって、なにひとつ均一なものはないんですから、炎が暴れるのも波や風を乗り越えて飛ぶように楽しんでのりこえなくっちゃしょうがないですね。

今度の弘法さんですが、今月連れて行く子は5匹です。

まずご紹介したいのが、この子
ke16_4_18m.jpg(画像はクリックすると大きくなります)
何かわかりますか?
わかったヒトはいそのんマニアです。
この子【イソアワモチのココニちゃん】のあばれ玉です。

本編で出て来たイソアワモチのココニちゃんと全然違うでしょう?
実はこんな別バージョンのイソアワモチのココニちゃんが3匹(分裂2匹といそのんのぶん)が先に生まれていたんです。
この子達、妙な可愛さとシリーズ内でも屈指のガラスならではのきれいさがあって、けっこう気に入っていたんですが、
それまでのシリーズと並べてみると、少し小ぶりでテイストが違うのが気になって。
で、もう一組柏餅型のイソアワモチのココニちゃんを生み出して、その子達が本編で採用となったわけです。

この子はその別バージョンのうちの一匹。
いろんな方向からの姿を見てください。
ke16_4_18n.jpgke16_4_18o.jpgke16_4_18p.jpg
【イソアワモチのココニちゃん あばれ玉】(29g)
どなたとご縁がつながるでしょう?
楽しみです。

次にご紹介するのはいつだってやっぱりそばに居てほしいこの子
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【蛙、海のカケラを抱く】(39g)
かわいいでしょう?
見飽きないでしょう?

そして、がっつりはなさないぞ〜と海を抱え込んでるのはこの子
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【八月の蛸】(49g)
こんなに不定形なのに重心が割と均一で、どっちむけても安定しやすい子になりました。

足でしっかりつかまれた海のカケラ側を見てください。
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卵の塊の一部が見えますか?
そのひとつひとつの卵のプツプツの中には、子供達の気配が・・・。
子供達が出てくる日を想像するとワクワクです。

次の作品は懐かしいでしょう?
久しぶりに生んでみました。
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【海のカケラ】(27g)
このような海のカケラだけの作品は以前手がけていたのですが、近年の海のカケラはすべてカエルの抱いている中にあって、全容を見せることはありませんでした。

そして、最後にご紹介するのは・・・
この弘法さんで初めて皆様の前に実体が登場です。
【ごろりん10本足】(56g)
三方向からご覧ください。
ke16_4_18g.jpgke16_4_18h.jpgke16_4_18i.jpg
10本足の子は、まだこの世に3匹しか存在しません。
そして、生の実物はスゴいですよ〜。
スゴいのに、かわいいですよ〜。

それでは、21日の弘法さんでお待ちしております。
上記の作品については朝10時にご購入のご希望をおうかがいします。
欲しい人が複数人の場合はジャンケンします。
気になる人、実物を見てみたい方は10時より少し早めにお越しくださいませ

弘法さんについて、場所など、詳しいことはコチラをご覧になってください。・・http://iso.cx/appear/syutsubotsu.html



それから、今月のグラス2hに出場予定の子も連れていきます。
生まれててのほやほやです。
【境界】の為につくっている作品のあばれ玉です。
この子も三方向からご覧ください。
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【アルマジロ】あばれ玉(48g)
まだまだもっとかわいくなるでしょうけど、この子もすでにかわいいです。

[弘法さん]も[境界]も楽しみになってきたでしょう?
準備している私はすごく楽しみです。
2022/01/21 23:02 Update

現在のところ・・・

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先日、増永元さんと「もしもし」しました。

増永さん「いそのさんはどれくらい完成してます?」

いその「20作品強かな?」

ごめんなさい増永さん。
わたくし少ない目にサバをよんでおりました。

数え直すと、30作品を越えておりました。

(う〜ん、見せびらかすだけで、手放したくない〜)

思えば9月ごろから準備を進めているわけですけれど、途中で失敗がつづいたり、肘や肩の調子が悪くなったり。

もちろんノリノリの時も多いのが幸いです。
ココニちゃんたちを送り出したり、いろいろありながらの期間でした。

残りすくない準備期間になりましたが、先日からだのゆがみの調整をしてもらってから肘や肩の不安がなくなってありがたい。

とんぼ玉づくりは、以外とアスリートな仕事。
ルートクライミング(ロープを使っての崖のぼり)をする時といろんな面で似ています。
2022/01/21 12:21 Update
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