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2020年11月の日記

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事件です!もとい事故です。

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昨日は久しぶりの弘法さんでした。
みんなニコニコと集まってくださって、とても嬉しい弘法さんでした。
ありがとうございました。

実は、そんな楽しい弘法さんの早朝、あることが起こっておりました。

礒野のはりきった設営の手作りの木箱に鎮座させた【百年サナギ】が、ころころころんとお大師さんの境内のありがたい小砂利の地面におっこちるという事件がおきたのです。

これは礒野の設営ミス。(ちなみに木箱をゆらしたのはあの町長さんでした。)

その場で確認し、肉眼ではほぼわからない小さな擦れがありましたが、磨いてきれいに戻る範囲と判断し、そのまま皆様にお披露目しました。

帰宅後セリウムでその傷を研磨したところ、擦れはきれいになくなりましたが、針の先ほどの痕跡がひとつ残りました。

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2つ目の写真はかなりしっかりそこだけにピントをあわせ、光に反射させて撮ったものです。

触ってもわからず、わかって見ないとわからないくらいですが、次のオーナーさんご希望の方々にはあらかじめにご報告となりました。
2022/01/27 16:19 Update

11月の弘法さん

ひさしぶりに再開の弘法さんです。
秋の気持ちのいいお山で、野山の誘惑と戦いながら、礒野は着々と用意をすすめております。

さっそくですが、今月連れて行く子たちを紹介します。

今月は全部でなんと!  6匹。

まずはカエル祭り???
写真ではうまくリアルに撮れなかったりで、ネットで弘法さんには出さなかった子も参加で、今月は3匹のカエルさんが登場します。

それでは1匹め
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写真はタップで拡大します
【蛙、海のカケラを抱く】(56g)
手元に残したい、でもおひろめして「いい子生んだね」と褒められたい。
未練をのこしつつの登場です。

2匹目はこの子
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【蛙、海のカケラを抱く】(42.5g)
久しぶりに背中から透けるこの子。
蛙さんそのものが海でできてるみたいです。
懐中電灯で照らさないとわからないのですが、この海はプランクトンが多いめ。

3匹目はこの子
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【蛙、海のカケラを抱く】(48g)
クラゲがあっちむいて元気に逃げていきそうなこの子も、最近の礒野のブームで指先が淡い水色。
海には生き物がいっぱいです。

4匹目はこの子
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【飛び込むとその先が見える】(40g)
モチーフはカツオドリです。
この夏は、たくさんの方が知らない世界に飛び込んで、新しいチャレンジをされたんじゃないかと思います。
かつて見えなかった不安な世界も、飛び込んでこそ見えてくることも多いもの。
テーマのシリアスさと相反する、カツオドリのとぼけたようすを愛でてくださると嬉しいです。
勇気とストレスのチャレンジに脱力を!

5匹目はただいま打ち込み中のこの子
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【ご近所さま(イノシシ)】(40g)
畑を荒らすと言われることの多いイノシシさん。
うちの周辺ではなぜか畑より山芋類やキノコを掘ってるご様子。
畑はまったくもって無事なのです。
この子のまとっているのはツルと葉っぱ。
中には草地に分け入って、散り散りに飛ばすであろう、タンポポ系の綿毛。

さてここまでの5匹は、通常どおりのジャンケン販売です。
次に登場のこの作品は、ちょっとちがうやり方で販売します。

それはこの作品
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【大地の記憶】(57g)
これ、すごくいいのです。
なので、この作品に関しては、当日現場での入札でお値段とご購入者さんを決めさせてもらおうと思います。

参加の仕方は、お名前とお値段を書いて、当日11時までにお店に用意してある箱に入れてください。
11時に開票して、一番の方にご提示の金額でご購入いただきます。


それでは、21日の弘法さんでお待ちしております。
【大地の記憶】を除く上記の5作品については朝10時にご購入のご希望をおうかがいします。
欲しい人が複数人の場合はジャンケンします。
気になる人、実物を見てみたい方は10時より少し早めにお越しくださいませ

弘法さんについて、場所など、詳しいことはコチラをご覧になってください。・・http://iso.cx/appear/syutsubotsu.html


共同出店のサバヲのブログはコチラです・・・http://panda.glazo.net/
いらっしゃる前に見ていただくと、うちのお店がさらに楽しくなります。

サバヲのブログは20日夕方ごろの更新が多いです。

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弘法さんには、今月のグラス2Hオークションに出場の【百年サナギ】を連れていきます。
こちらもじっくり見てくださいませ。


*今月のグラス2Hオークションは24日(火曜日)です


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2022/01/21 21:48 Update

第10番目の【百年サナギ】

第10番目の【百年サナギ】
体重:86.5g 身長:47m 横幅:36.5mm 厚み:35mm
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正面ちょっと上から見たところ
でっかいころころしたカラダにちょこんとお顔が突き出た子です。
(謎がいっぱい詰まった蓋付き瓶と想像したりカチカチの殻に命を詰めた木の実に見えたりしてもいいですが、この子も百年眠るサナギさんです。)
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いそのんお気に入りの横からの姿
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百年後に羽化するという架空のサナギ。
外側は眠っている姿。
内側には力強い命があります。

百年サナギの外側をカタチづくるのは、
闇のせまってくる時の青みがかった黒っぽい色、森のこずえを抜けて来る光の緑、しっとりとした水場に染み出てくる落ち葉の黄色がかった茶色。

内側には萌え出た双葉や盛んにはびこる変形菌があり、白い謎の生き物がいます。
白い生き物の名前は「ウゴウゴ」
サナギの命を象徴する存在です。

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野や山で大型のサナギをみつけたら、
そおっとひろいあげ、手に乗せてみます。

手に乗せたその不思議な物体はほとんど動きません。
でもなにかそこからじわっと力を感じるのです。
見えない、ただ眠っているだけのような塊の中では、何かがおきていて、それが自分のてのひらに伝わってくるのです。
それは手のひらから蛹をとおして万物と繋がるような感覚をも呼び起こします。

【百年サナギ】は、そのような感覚をいつも傍らにおきたくて、生み出したものです。
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この【百年サナギ】を守主さんのかたわらで寝かす為の寝床も出来上がりました。
素材は木蓮。柿渋しあげ。
(この木蓮の樹については「第9番目の【百年サナギ】の記事に詳しく書いています)
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木蓮の寝床におさまったところ。
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寝床の裏側には、サナギを立たせるためのくぼみがついています。
ただし、この10番目の子は、平らなところでも右斜めに傾きながら自分で立つことができます。
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寝床を裏返して葉っぱをつけると、夢の中のいそのんの姿になります。
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夢の中のいそのん
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さて今回も、中の世界をしっかり見ていただきましょう。
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サナギの中の命のイメージ「ウゴウゴ」

そして、森の下生えの中を覗き込んだ世界。
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現在、スタヂオiでは、ピューパコインをめぐってのイベントで、カエル星人は大忙しですけれど、
その間もずっと【百年サナギ】は私の机の上でぐっすり眠っているのです。

この子を次の担い手さんに託すのは、今月24日開催のグラス2Hを通して。
行き先がまだ決まっていない【百年サナギ】さんはこの子を入れてあと3匹。
どんどん寂しくなるいそのんちです。
グラス2Hオークション・・・http://2h.wcs.jp/

今月もオークションまでの間、スタヂオiでのカエル星人のバタバタした奮闘を楽しんでください。
スタヂオi・・・http://iso.wcs.jp/

今月11月のトップページのおはなしにも10番目のこの子が登場しています。
トップページのおはなし・・・http://iso.cx/

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今月開催の企画
詳しい日程や開催サイトのご案内は、とりまとめてコチラで掲載しています。
gt.jpg・・・http://town.wcs.jp/
2022/01/21 21:35 Update

いそのん劇場【アトリエモンスター登場】

11月8日にやまのパンダ屋のはなれにて開催されたいそのん劇場のご挨拶を紹介します。
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【アトリエモンスター登場】

いそのんのアトリエでは、ちょこちょこという足音や、ゴソゴソというものおとがします。
バーナー作業をする目の端を、たびたび小さな誰かが通ります。
夜な夜な出没するこの小さな生き物。
なんだ?この謎のちびさん立ちは?
私はこのちびさんたちをアトリエモンスターと名付けました

ある日そのモンスターを1匹捕まえてみたならば・・・・・・・

あれ?【森に棲むもの】に入れるはずだったいそのんのガラスのお花が!

また1匹を捕まえてみたならば・・・・・・

こっちのモンスターにはモゾゾが。

作品を創る時、中に入れるモチーフはあらかじめ少し余分につくっておきます。
本体に部品を入れる時、時折割れたり、入れたものの気に入らなくて入れ直したりすることがあるからです。
でも、おおかたの場合、その余分は使われることはありません。

使われなかったそういう部品は、しばらくアトリエに置きっぱなしになり、その後溶かして棒に引き直し
別の用途に使われることになります。

アトリエモンスターの身体の中にあったのは、溶かされてしまう前の部品たち。

うーん、いったいどういうこと?
いつかこの子達の謎は、スタヂオiで、カエル星人とみんながきっと解いてくれるはず。

今日のいそのん劇場はいそのんがこっそり生み出して溜めていた【アトリエモンスター】
【作品】じゃないけれど、いそのんのアトリエから生まれた子たち。
各展示のラベルには、そのアトモンがどの作品のあとに生まれたかを書いてあります。

さて、このアトリエモンスターですが、この機会をつかって、アンケートを用意しました。
みなさまはどの子が好きか?アンケートに答えて、いそのんにお勉強にさせてくださいませ。

2020年11月 礒野昭子ke20_11_10d.jpg
2020/11/10 17:03 Update

エントツドロバチとごろりん

こちらは、2019年9月のトップページ(http://iso.cx/gallery/toppict01/t_2019/t_gorogoro.html
のおはなしのつづき。
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ベンチの下を覗き込んで、ごろりんと二人でじっとまってたら、この泥の筒の主が帰ってきました。
小さな泥の塊をくわえて帰ってきたのはやはりドロバチの仲間。
調べてみるとどうも「エントツドロバチ」という名前の子らしいです。
ベンチの下にはこのほかにも、いくつもの煙突がぶら下がっていて、なんとも奇妙で不思議な空間になっていました。
2022/01/22 22:38 Update
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