けろけろ

タマンヌガラを歩いている時、お父さんと小学生くらいの男の子二人が、熱心に樹の幹を見ているのに出くわしました。
なんですか？と訪ねると、この全長1cmくらいのちいさなサソリが居るのを教えてくれました。
親子はフランス人。
私とおなじく生き物好きのお父さんと息子さんたち。
おどかさないようにそおっと、目をキラキラさせながら見ていました。

そしてしばらくの後、皆そおっとその場とサソリにバイバイしました。

マレーシア、タマンヌガラ国立公園のジャングル
ごろりん10本の歯車くんを探す旅の途中で。

さてこの子は誰でしょう？
答えはナナフシさん。
私はてっきりナナフシの黒目は横に細長だと思ってましたが。
まるでこんな感じで・・・

これはミヤンマーのコータウンで出逢ったヤギさん。
こっちを向いてるヤギさんの目を良く見てみてください。

ナナフシの目もこんなふうに瞳孔が横線だと思ってたんです。

ちがいましたね〜。勘違いかな？
これからも私的に要チェックです。

マレーシア、タマンヌガラ国立公園のジャングル
ごろりん10本の歯車くんを探す旅の途中で。

ジャングルには倒木がいっぱいあります。
湿気むんむんで、ひらけてない場所で、でも晴れていてちょっと空気が動くような日は倒木の上にはかなりの確率で粘菌が上がってきています。
胞子を飛ばしにくるのです。

ほら


この子たちは日本でもみたことあります。
こっちにも

この種類は多分はじめて。

なんてかわいい。。

マレーシア、タマンヌガラ国立公園のジャングル
ごろりん10本足の歯車くんを探す旅の途中で。

ジャングルには見たことのないものがたくさんあります。
ほら、あそこにも。

直径30cmくらい？40cmくらい？
すぐそばまで寄ってみます。

これは蟻の巣なんだって。

えっほえっほとすぐそばを蟻さんが行列しておりました。

スタヂオiでは歯車くんをさがしてイソノンの大冒険が続いております。
　スタヂオi・・・

八丈島に行ってきました。
目的は虫草と発光キノコとアオリイカの産卵を見る事。

八丈島には毎年一回はきまって訪ねる場所が数カ所あって、行けば必ず遇えるなじみのあの子やまったくはじめて出遇うこの子やらにご挨拶してまわります。
（注：子というのは虫とか樹とか菌類とか生き物達のこと。いちおう人間も含みます。）

今回の初めて出会えたのはトタテグモタケ（トタテグモに寄生するキノコ）の集団。
ということは、いつも訪れるこの場所にはトタテグモが沢山棲んでいたのに、いままで全然気がついていなかったっていうこと？
う～ん。さすが、待ち受け型蜘蛛のトタテグモ。
おうち（巣穴）のカモフラージュは完璧ね。

写真は夜の神社で出会ったサソリモドキ。
世界三大奇虫のひとつ。

飛行機が視界不良で欠航で、その日飛んだ唯一の便にキャンセル待ちで乗り込んで帰路につきました。
明くる日は全便欠航だったので、昨日はラッキーと思いつつ、この島ならとじこめられてもハッピーと思うわたくしでございました。