
化硝研究所から化石復元の依頼で完成したのが【ストゥラウビラスピス】

【ストゥラウビラスピス(1)】

【ストゥラウビラスピス(2)】

【ストゥラウビラスピス(3)】
私の手の場合、小さな個体(1)は握ったらちょうど全部隠れるくらいの大きさ。
大きな個体(3)は頭もシッポも手からはみ出てしまいます。

窓辺の【ストゥラウビラスピス(2)】

デスク上にある【ストゥラウビラスピス(3)】
化硝研究所の作品を手がけるとき私の心にある光景は、本やペンに紛れて摩訶不思議な標本が置かれたデスクのある書斎の風景
そしてその標本から感じられる、現生の生き物と違う違和感が、そのまわりの空気を不思議なものに変えていく。
目指すのはそんな魔法のような力をもつもの。

【ストゥラウビラスピス(1)】
魚のように見えて、あちらこちらが現生の魚と異なるのが【ストゥラウビラスピス】

【ストゥラウビラスピス(2)】
尾ビレのようなものはありますが胸ビレや背ビレが見あたりません。

【ストゥラウビラスピス(3)】
口の構造がとても特殊です。
そして芋虫のような腹脚があります。

目と目の後ろにある器官も現生の生き物には見当たらないものです。
【ストゥラウビラスピス】は、ガラスを火で溶かすホットワークで造形、サンドブラストで甲部分を彫刻、そして展示台を制作して完成。
完成したものを実際を目で見た時は自分自身とても興奮しました。
後日化硝研究所からいただいたラベルを貼った姿は私にとって、さらにほこらしいもの。

展示台の【ストゥラウビラスピス(1)】

展示台の【ストゥラウビラスピス(2)】

展示台の【ストゥラウビラスピス(3)】
展示台は木と真鍮で制作しています。

22日(火)のグラス2Hオークションにて、所蔵していただく先が決まります。
ご参加お待ちしています!
グラス2Hオークション・・・https://2h.wcs.jp
【ストゥラウビラスピス】の詳しいレポートはCo展にて
Co展(こてん)・・・http://coten.wcs.jp