メッセージ欄

分類 【未分類】 で検索

一覧で表示する

【菌糸の森のヤリイカさん】セット

ke22_11_19a.jpg
今月オークションに登場しているのは【菌糸の森のヤリイカさん】セット

大きいヤリイカさんと、小さいヤリイカさんが組作品として登場しています。
sen506.jpg
【菌糸の森のヤリイカさん】セット (大きい方)
重さ66g:長さ73mm:幅34mm:厚み22mm

ke22_11_19b.jpg
右側から

ke22_11_19c.jpg
腹面

ke22_11_19d.jpg
左側から

ke22_11_19e.jpg
内部に生えている蟲草の子実体

ke22_11_19f.jpg
中で眠るワームと粘菌の子実体たち

ke22_11_19g.jpg
さらに部分拡大
sen506.jpg
ヤリイカさんの中で冬虫夏草がにょきにょきのびて、もうすぐ胞子をとばそうとしています。
その根元では子実体になった粘菌が、これもまた胞子をだすのでしょう。
ヤリイカさんはそれ自身が一つの生命体なのだけれど、それと同時に内側に棲む小さな生き物たちにとっての宇宙船であったりします。
ヤリイカさんが生きることは世界を護ることになります。
それはなんとなくシアワセな風景なのです。
sen506.jpg
ヤリイカさんの内部、菌類の世界の細かいところまで全部がガラスでできています。
sen506.jpg
sen506.jpg
この【菌糸の森のヤリイカさん】は小さいヤリイカさんとセットで、
11月22日開催のグラス2Hオークションに出品しています。
作品の入札終了時刻は22日午後10時30分です。


グラス2H今月のみどころ Co展・・・http://coten.wcs.jp/03405
グラス2Hオークション・・・http://2h.wcs.jp/

sen506.jpg
メッセージなどありましたら、礒野におたよりをどうぞ!
メール kaeru@iso.cx
2023/01/20 22:15 Update

11月13日はやまのパンダ屋さん

panda_ya.jpg
今週末の11月13日は和歌山県海南市にある「やまのパンダ屋さん」の開催日です。

やまのパンダ屋さんという名前はお店みたいですけれど、本質はお店というよりまるでイベント。
展覧会を味わってもらい、そしていそのの生活環境でみんなといっしょに楽しむ遊びをちりばめた企画です。

というわけで、先月はサバヲの「だあれ」のご購入希望者同士で戦う「すごろく」があったり、博物学19問クイズがあったり、もちろんいそのん劇場もあって、みなさまに楽しんでいただけたかと思います。

今月もサバヲさんの小さなガラスの動物をゲットする「だあれ?」の企画。
そして「いそのん劇場」などが開催される予定です。

そのほか今月は、植物のワタが、どうやって糸になるか、自分でやってみるということを、希望者さんと体験してみるつもりです。
これがわかると、ジーパンだってティーシャツだって、今までと違う気持ちで見れるという楽しみがあります。
ワタ以外にも、糸や布になりうる植物はたくさんありますが、そういうものもちょっと試してみれるといいなあとか思ったりしています。

秋のいい季節です。
どうぞ、山の一日を楽しみにお越しくださいませ。


やまのパンダ屋さんへのご来訪には前日までに事前連絡をいただいております。
注:お越しの方は必ず事前にご連絡ください。

ご連絡方法や詳しいご案内はコチラ
「やまのパンダ屋さんのご案内」・・・http://www.iso.cx/kero/0672

オープンは11時、クローズは17時。

海南駅までのお迎えは
10:35 と 14:05 です。
2023/01/03 15:47 Update

【大地の記憶】つづき

ke22_10_18a.jpg
ke22_10_20b.jpg
石になった三葉虫はおだやかに眠っているようにも見えます。

手にとると感じる手触りや重みも、作品の大事な要素です。
例えばごろんとした立体感、出っ張り、ぶつぶつ、体節のつくる尾根と溝。
そしてつるんだったりザリザリガビガビだったり。

炎に生み出された表面の質感は肉眼やルーペで見ても美しい部分です。
ke22_10_20c.jpg
ざりざりとした手触りをもつ、真黒にちぢれた部分。
ふちにあしらった黒いぶつぶつも手に気持ちが良いです。

ke22_10_20d.jpg
表面に開いた穴は高温の時にガラスが泡立った痕跡。

ke22_10_20e.jpg
青みの反射は銀箔の反応でできたもの。
角度によって見えたり見えなかったり。


ガラスならではの楽しみは、光を使うと魔法のように姿を変えたりすること
内部から光をあてると、先カンブリア紀のマグマの海のイメージ。
地底から赤い光景があらわれます。
ke22_10_20g.jpg
部分拡大

ke22_10_20a.jpg
小さい画像は光を外からあてて見たところ
大きい画像は紐通し穴から光をあてて同じ場所を見たところ

ke22_10_20f.jpg
内側に光を入れることで、おもわぬところに光の抜け道があることもわかります。
sen506.jpg
この【大地の記憶】は10月24日開催のグラス2Hオークションに出品しています。
作品の入札終了時刻は24日午後10時10分です。
このオークションは終了しています

グラス2H今月のみどころ Co展・・・http://coten.wcs.jp/03374
グラス2Hオークション・・・http://2h.wcs.jp/

sen506.jpg
メッセージなどありましたら、礒野におたよりをどうぞ!
メール kaeru@iso.cx
2022/11/19 11:06 Update

【大地の記憶】

ke22_10_18a.jpg
画像左から順番に、右横から:左上から:左後ろから見たところ

この作品は、大地から掘り出された三葉虫の化石をモチーフにしたもの。

くるっとまるまった姿で石になった三葉虫。
それは大地に記された太古の生き物の存在を示す記録です。
ke22_10_18b.jpg
頭部、鼻面を左上にして見たところ

その化石の中の透明部分には三葉虫が栄えた時代の浅い海の記憶の世界がひろがっています。

ke22_10_18c.jpg
頭部、鼻面を右にして見たところ

ke22_10_18d.jpg
左上から時計まわりに
正面、背面、左側面、お腹側に回り込んだ尾部

同時にこれはすでに大地の一部。石の塊でもあります。
ke22_10_18e.jpg
石の塊はかつてこれが何であったかに関係なく、現代の生き物の住まうところになったりします。

・・・小さな蜂の巣が岩からぶら下がっています。
すでに役目を果たして、空き家状態。
この作品の内部で、ただひとつ現代に属するもの・・・

ke22_10_18g.jpg
よく探すと、小さな蜂の巣の根元あたりにも大きな蜂の巣が。
実は、見えないところに蜂の巣がいくつも隠れていて、それがのぞき込む角度によって屈折や映り込みで見えることがあるのです。

ke22_10_18f.jpg
手にもつと、ざらざらした手触りとずしっと感じる重さ。
厚みのある塊はガラスの冷たさを手に伝えてきます。

ke22_10_18h.jpg
これは大地が持つ太古の生き物たちの記憶。


明日につづく・・・
sen506.jpg
この【大地の記憶】は10月24日開催のグラス2Hオークションに出品しています。
作品の入札終了時刻は24日午後10時10分です。
このオークションは終了しています
グラス2H今月のみどころ Co展・・・http://coten.wcs.jp/03374
グラス2Hオークション・・・http://2h.wcs.jp/

sen506.jpg
メッセージなどありましたら、礒野におたよりをどうぞ!
メール kaeru@iso.cx
2022/11/19 11:07 Update

10月9日はやまのパンダ屋さんのつづき

panda_ya_mini.jpg
明日はやまのパンダ屋さんの開催日です。

前回、内容を何もご紹介できなかったので、ぎりぎりですけどあらためてご案内です。

明日のコンテンツは
サバヲの「だあれ?」
いそのん劇場は「ハチ」がテーマ
2h作品のお披露目は「大地の記憶」です。
遊びとしてはクイズラリー「パンダ屋クエスト」を自由参加で準備しています。
晴れたらほぼ虫喰いですが柿をとるのもいいでしょう。

サバヲのブログにも関連記事が出ております。
ほっこりするので、お越しのご予定の無い方も読んでいただくのおススメです。

サバヲのブログ・・・http://glazo.net/yamanopandaya/

では!
ご来場予定の方は、今日中にお気楽にメールでご連絡くださいませ。

ご連絡方法や詳しいご案内はコチラ
「やまのパンダ屋さんのご案内」・・・http://www.iso.cx/kero/0672
2022/11/05 18:34 Update
    Home