梱包材のおはなし

今日はいそのんちの梱包へのこだわりのおはなしです。

礒野からもしくはスタヂオiでの梱包材は、可能な限りリユース資材を使っています。

自分のところにやってくる紙ものの、きれいでないところは外して、リサイクルに持って行くか燃料にします。
プラものの、使えないところはゴミとして出します。

でも使えるところはできるだけ何度も使ってやります。
みなさまへお送りする作品やグッズの梱包も、そういう資材をできるだけ利用しています。

動機は単純なことなのです。
まず、

工夫するのは楽しい!
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これは中生代の夢をみれる、アンモ時計の梱包。
発送の厚みの規格をクリアして、かつ強度をもたせる工夫です。

それから、2つ目に
紙の為に自然の森が減るのは楽しくない!

以前、【ごろりん10本足】の企画でインドネシアを旅していた時、紙のために植えられた木々の土地を見たことがあるのです。
ほんとは、いろんな木や草が生えていて、キノコやカビがあってヤスデや蜘蛛やブンブンや小さなサルやネズミやクマや多様な生き物が住むジャングルだった複雑で楽しい場所が、2種類、3種類の同じ大きさの木だけのすっきりと単純でつまらない土地になっちゃってる。
私達の使う紙が足らなくなったら、またそんなところが増える。
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これは段ボール箱のきれいなところを切り貼りしたもの。
「礒野昭子図録2021」の発送用の梱包です。
いろんな資材を使うので、ひとつひとつ違います。

そして3つ目には
海岸を歩いていて、流れ着いたプラごみを見るのが嫌。

そんなわけで、礒野からの梱包材にはリユース資材がたくさん含まれています。
開けた時に「サラピンでなくて、なんか嫌だ!」と感じる方もおられるかもしれませんが、生き物好きのみなさまには、きっと賛同していただけるはず!

どうぞ、ご理解くださいませ。

ちなみに
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最近は詰め物も、いただきものの新聞を使うことが増えています。
届きましたら、しわを伸ばし、あらためてリサイクルしてくださるといいなあと思っています。

今日は礒野のこだわり、梱包材のおはなしでした。
2022/04/08 19:26 Update
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