今日は昨日のつづき。
このヤマナメさま、通常作品の【緑の苔に露したたるところ】のヤマナメさんとは姿が違います。
あちらは愛らしさを追求、こちらのヤマナメさまにはもっとなにか、不可思議な存在を念頭においています。
その透明な姿でもって、湿度のある空気のかたまりのような、その場所の環境というか空間というかそういうものを体現する不思議な存在のイメージが頭にあります。
盛り上がった背中。
たなびく目。
少しあがったしっぽ。
右脇腹にはキノコになった甲虫がついます。
ヤマナメさまはへばりついた甲虫をそのままに、ゆっくりと動いていってしまいそうです。
表皮のあちこちのざりざりした部分が地衣類をつけた古い樹木の樹皮のようです。
グラス2Hオークションは22日深夜0時にスタート、23日の午後9時15分が終了時刻(延長することもあります)。
グラス2Hのエントリーページはもちろんのこと、
http://2h.wcs.jp/auction.cgi?acc=disp&no=1579343643&t=133731...
Co展の作品紹介ページでも、この子のことを見ていただくことができます。
http://coten.wcs.jp/02235
ぜひ、堪能してやってくださいませ。