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2020年1月の日記

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【森に棲むもの】番外編 朽ち木の住人(後編)

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今日は昨日のつづき。

このヤマナメさま、通常作品の【緑の苔に露したたるところ】のヤマナメさんとは姿が違います。
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あちらは愛らしさを追求、こちらのヤマナメさまにはもっとなにか、不可思議な存在を念頭においています。
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その透明な姿でもって、湿度のある空気のかたまりのような、その場所の環境というか空間というかそういうものを体現する不思議な存在のイメージが頭にあります。
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盛り上がった背中。
たなびく目。
少しあがったしっぽ。
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右脇腹にはキノコになった甲虫がついます。
ヤマナメさまはへばりついた甲虫をそのままに、ゆっくりと動いていってしまいそうです。
表皮のあちこちのざりざりした部分が地衣類をつけた古い樹木の樹皮のようです。
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グラス2Hオークションは22日深夜0時にスタート、23日の午後9時15分が終了時刻(延長することもあります)。

グラス2Hのエントリーページはもちろんのこと、
http://2h.wcs.jp/auction.cgi?acc=disp&no=1579343643&t=133731...
Co展の作品紹介ページでも、この子のことを見ていただくことができます。
http://coten.wcs.jp/02235

ぜひ、堪能してやってくださいませ。


2022/01/27 16:26 Update

【森に棲むもの】番外編 朽ち木の住人(前編)

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今回23日の午後9時15分入札終了のグラス2Hオークションにエントリーしているのは【森に棲むもの】番外編。
この子、通常作品の仲間に入れる目的ではなく、そもそもは自分の為に創った作品。
自分自身が誰より自分の作品が好き!な私のことですから、これを自分の手元においておきたいのは当然。
でも同時に、いいのが生まれたら、こんなのが生まれたよ!とみんなに見せたくってたまらない。
これってジレンマです。
でもいつか自分の分も創る!と思ってエントリーです。
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(ヤマナメさまの右胸あたりの景色。シイノトモシビタケと虫草の子実体が見えます)

そんなわけですから、ここでもできるだけお披露目させてください。
こんな風に記録に残しておけば、今後もたくさんの人に見ていただけるでしょう。

まず今日は、この子のいろんな部分の景色をお見せします。
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(ヤマナメさまの右尾部あたり、3本のシイノトモシビタケが仲良く生えています)

ヤマナメさまが軟らかい身体をうな〜っとさせているので、見る角度で同じキノコが大きくなったり小さくなったり。
そして光のあて方を変えてみると、印象の違う空間になります。
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(懐中電灯の光を左手からあててちょっと違う角度で見ます。先ほどの3本のキノコのある空間もまるで違う雰囲気に)
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(ヤマナメさまの左尾部あたり。かなり完熟した粘菌のコロニーがあります)

光のあてかたで全然変わる状態を創れるのはガラスのもつ素材の魅力でもあります。
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(ヤマナメさまの左体躯部分。光のあて方をかえると、もうひとつのまだ若い粘菌のコロニーが一段奥に幽玄な感じで見えます)

寄生キノコ(虫草)の子実体の根元には甲虫が居ます。
この子は虫に見えて、その実中身は既にキノコの菌糸でぎっちりになっていて、もう物体としては虫でないのです。
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(虫としてはムクロでも、キノコとしては今も生き物。なんて不思議!)

明日は、後編です。



(掲載の写真はクリックすると、大きくなります。)
2022/01/27 16:26 Update

2020年1月の弘法さん

今月の中間報告をすっとばして、弘法さんの日が近づいてまいりました。

ちゃっとちゃっとと、簡易版で中間報告しますと・・・
今月は裏でごそごそといつもと違うものを創ったりしていました。
今こっそりやっていることが、先の皆様の(そしてもちろん私自身の)楽しみにつながるようしっかり考えて動いていきますね。
ガラス以外には、ただいまCo展で開催中のちぇこらさんの【中は何だろう】をとことん楽しむセットを考案。(首にかけてお出かけできるお仕立てと、お家で飾れるスタンド)
そして制作。(ガラスの部品づくりに木工です)
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こちらは、Co展でただいま連載中の【ちぇこら きゅんきゅん】で取り扱いの予定です。
http://coten.wcs.jp/&category?cat=%E3%83%9B%E3%83%BC

いそのんのゆるい月に一度の漫画「むしゃむしゃもぐもぐ」を
お楽しみにしてくださっている方は、お待たせします。
今回は弘法さんも終わった月末にリリース予定です。

さて!
お待たせしました。
今月の弘法さんに連れていく子をご紹介です。
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【ちびくまの森】(32.7g)
久々の登場です。
いい子が生まれました。
かわいいですよ〜。

次はこの子。
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【蛙、海のカケラを抱く】(45,3g)
ぴしっとハンサムな子です。
我ながら完成度高いです。

そしてこの子。
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【森に棲むもの】(51.2g)
おサカナさんの棲むしっぽちゃんです。
いそのん劇場の展示に登場した子。
かわいいです。

そしてこちらもいそのん劇場の舞台にたちました。
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【森に棲むもの】(51.7g)
蟲蟲の棲むしっぽちゃんです。
この子は目が緑がかったグレー。
かわいいです。

それでは、21日の弘法さんでお待ちしております。
上記の作品については朝10時にご購入のご希望をおうかがいします。
欲しい人が複数人の場合はジャンケンします。
気になる人、実物を見てみたい方は10時より少し早めにお越しくださいませ

弘法さんについて、場所など、詳しいことはコチラをご覧になってください。・・http://iso.cx/appear/syutsubotsu.html

さてサバヲさんの方ですが、
今月は何がやってくるでしょうね?
さらにかわいいフロッグマン?(お仕立てのアイデアもいろいろ出てます)
パンダ屋さんで旅だって行った羽付きパンダマンのご親戚は?
そして、今月の珊瑚の玉はどんなふうにしあがっているでしょう?
サバヲからの報告は弘法さんの前日にアップされます。
いらっしゃる前に見ていただくと、うちのお店がさらに楽しくなります。
  サバヲのブログ・・・http://panda.glazo.net/

好評の手紬ぎの袋も楽しみにしてください。
これを使うと礒野の作品を連れて歩く楽しみが増えます。

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弘法さんには、今月のグラス2Hオークションに出場の【森に棲むもの】番外編を連れていきます。

*今月のグラス2Hオークションは23日(木曜日)22日の深夜24時がスタートです。


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2022/01/21 22:43 Update

いそのん劇場【森に棲むもの】

1月12日にやまのパンダ屋のはなれにて開催されたいそのん劇場のご挨拶をご紹介します。

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【森に棲むもの】

飛行機に乗って、雲の間から見える地上をながめてみます。
あれ?思ったよりヒトの住んでるところって少ないですよ?
高速道路を車で走ります。
あれれ?視界いっぱいの景色の中、ヒトを全然みかけない場所もまだまだ多いですよ?

私たちの住むところはすてたもんじゃない、この地上、人間だけで占拠していません。
そうなんです、思えばこの世界を占める生き物の総数の中で、人間の占める個体数なんてたいしたことない。
ありとあらゆる生き物があたりにいて、ご近所さんをやってくれている。


でも振り返って考えてみると、このたくさんの種類の命が同じところで暮らす中で、なぜかヒトはヒトのことばかりが気になる。

ヒトってそういう生き物だから、それが当たり前かもしれないですけれど、それってちょっと不思議で、近視で、残念なこと。
そういそのんは思うのです。

ヒトのことを意識するように、他の生き物のことも意識してみたら?
ヒトとそれ以外の生き物たちの存在をまったく同等にあたりを見てみたら?
意識のなかのご近所さんの内訳がヒトだけでなくなったら?

【森に棲むもの】にははそういう思いがぎゅっぎゅっとのっかっています。
裏山の樹々の間に棲む小さな両生類やは虫類のあの子、ルーペで倒木や落ち葉を見ないと見落としてしまうけど、確かにそこにいるマルトビムシ族のあの子たち、渓流の小さなふちで、そっとたたずむおサカナ一家のあの兄弟。

今回の展示は、いつかこの作品が欲しいと思ってくださる皆様に【森に棲むもの】のしっぽちゃんがどういう存在なのか。中に居る子たちが皆様にとってどういう存在であって欲しいのかを知ってもらう機会として企画しました。
あたりに棲む生き物たちのことを思ってあたたかい気持ちになっていただければそれはなによりのいそのんの喜びです。
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2020/01/18 19:10 Update

2020年1月のパンダ屋さん

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今週末は「やまのパンダ屋」の開店日です。

11日土曜日 と
12日日曜日 です。
だいたいお昼前くらいから日暮れぐらいまで開けています

さて、やまのパンダ屋では、ほっこりおしゃべりしながら、サバヲの作品やサバヲと礒野のセッションな作品を楽しんでいただいたりご購入いただいたりができます。

そして昨年からスタートした「いそのん劇場」は今回が第4回目。
12日の日曜日13:00開催です。(この時間以外も会場は見ていただけます)
今月の主役はしっぽちゃんこと【森に棲むもの】
パンダ屋さんの離れの2階は、いそのんの頭の中へのワープゾーン。
お楽しみいただけたら幸いです。

はてさてサバヲさんの方はというと・・・。
暮れも正月も楽しそうに(そしておそらくたまにはうめきながら)火に向かっておりました。
その結果はいかに〜〜〜

では今月も、皆様をお待ちしております。

やまのパンダ屋  http://panda.glazo.net

パンダ屋さんは駅から歩いては行けない場所なので、電車でお越しになるかたがおられましたら、前日までにメールください。
(kaeru@iso.cx)
海南駅までお迎えにいきます。
2022/01/22 22:21 Update
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