5月の礒やしき・・・セッションなミッション

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「セッションなミッション」ってなんでしょう?

それはちぇこらさんが奏でるメロディー(おてての輪っか)にいそのんが演奏(頭部)を重ねるミッション(任務)です。

そしてそれは完成したものをみんなと楽しむぞというミッションにつづくのです。

さて、今回のミッションに登場するのは全部異なる10点。
どれも12000円。

ご購入のチャンスは2回。
5月11日の礒やしき(同じ作品の希望者が複数の場合ジャンケンになります)と
5月23日のグラス2Hオークション。

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では登場します
みんな、実用です。
メガネホルダーとしても使えます。

まず最初の2点
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「あひる」
ちぇこらさんの輪っかについているのを「ヒレ」と見るか、「翼」と見るか?
魚の頭部がやってくると、見せる側が魚のお腹側になってしまう。
さらにぐぐっと考えたら、降りてきましたいいイメージが!
るんるんでお空を飛んでる「あひるんるん」です。

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「カメレオン」
二本指といえば、カメレオンですね。
カメレオンでしょう?
ね?ちぇこらさん、カメレオンで正解ですよね?

模様のあるウロコの皮膚の下は透けるガラスで形づくられています。
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5月の礒やしきの予告です。
礒やしきの日は、毎月第二日曜日。
今月は11日です。
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礒やしきの日のご来訪には前日までに連絡をいただいております。
注:お越しの方は必ず事前にご連絡ください。

ご連絡方法や詳しいご案内はコチラ
「礒やしき」と「いそのん劇場」のご案内・・・http://www.iso.cx/kero/0832
2025/05/03 10:01 Update

5月の礒やしき・・・今月のお楽しみは?

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ちぇこらさんこと谷口知惠子さんから「おてて」が10個とどきました。

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さあ、これはちぇこらさんからいそのんへのお題。

はじまりますよ!
ちぇこらさんといそのんの「セッションなミッション」

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5月の礒やしきの予告です。
礒やしきの日は、毎月第二日曜日。
今月は11日です。
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礒やしきの日のご来訪には前日までに連絡をいただいております。
注:お越しの方は必ず事前にご連絡ください。

ご連絡方法や詳しいご案内はコチラ
「礒やしき」と「いそのん劇場」のご案内・・・http://www.iso.cx/kero/0832
2025/05/02 11:30 Update

【ストゥラウビラスピス】

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化硝研究所から化石復元の依頼で完成したのが【ストゥラウビラスピス】

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【ストゥラウビラスピス(1)】

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【ストゥラウビラスピス(2)】

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【ストゥラウビラスピス(3)】

私の手の場合、小さな個体(1)は握ったらちょうど全部隠れるくらいの大きさ。
大きな個体(3)は頭もシッポも手からはみ出てしまいます。

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窓辺の【ストゥラウビラスピス(2)】

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デスク上にある【ストゥラウビラスピス(3)】

化硝研究所の作品を手がけるとき私の心にある光景は、本やペンに紛れて摩訶不思議な標本が置かれたデスクのある書斎の風景

そしてその標本から感じられる、現生の生き物と違う違和感が、そのまわりの空気を不思議なものに変えていく。
目指すのはそんな魔法のような力をもつもの。


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【ストゥラウビラスピス(1)】
魚のように見えて、あちらこちらが現生の魚と異なるのが【ストゥラウビラスピス】

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【ストゥラウビラスピス(2)】
尾ビレのようなものはありますが胸ビレや背ビレが見あたりません。

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【ストゥラウビラスピス(3)】
口の構造がとても特殊です。
そして芋虫のような腹脚があります。

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目と目の後ろにある器官も現生の生き物には見当たらないものです。

【ストゥラウビラスピス】は、ガラスを火で溶かすホットワークで造形、サンドブラストで甲部分を彫刻、そして展示台を制作して完成。
完成したものを実際を目で見た時は自分自身とても興奮しました。
後日化硝研究所からいただいたラベルを貼った姿は私にとって、さらにほこらしいもの。

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展示台の【ストゥラウビラスピス(1)】

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展示台の【ストゥラウビラスピス(2)】

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展示台の【ストゥラウビラスピス(3)】


展示台は木と真鍮で制作しています。
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22日(火)のグラス2Hオークションにて、所蔵していただく先が決まります。
ご参加お待ちしています!

グラス2Hオークション・・・https://2h.wcs.jp

【ストゥラウビラスピス】の詳しいレポートはCo展にて

Co展(こてん)・・・http://coten.wcs.jp
2025/04/21 13:08 Update

礒やしきでの特別販売企画【ダンゴイカ】のメガネホルダー

先日の礒やしきでは、谷口知惠子さんの【ダンゴイカ】のメガネホルダーにいそのんがお仕立てをつけて販売するという企画を開催しました。

その展示の様子をごらんください。
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ご用意できたのは3匹。

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【黒いお魚を連れた子】¥12000-
ご希望者は4名

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【緑のシッポのお魚を連れた子】¥12000-
ご希望者は1名

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【オレンジ色のシッポのお魚を連れた子】¥12000-
ご希望者は5名

黒とオレンジのご希望者さんたちには、じゃんけんで勝負していただきました。
緑をご希望の方は「じゃんけんしたい〜」といいながら、ダンゴイカを嬉しそうに連れて帰られました。

皆様どうもありがとうございました。


それではいそのんは、皆様のニコニコを心に、次の楽しい企画の準備にとりかかることにします。
2025/04/15 20:38 Update

いそのん劇場【第7の謎の化石を復元する】

今月4月13日に礒やしきのはなれで開催された毎月一日だけの礒野お手製の展覧会「いそのん劇場」の様子をご紹介します。
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ごあいさつ

【第7の謎の化石を復元する】

礒野が何年もかけて取り組んでいるお仕事のひとつに化硝研究所のお仕事があります。
これは何かといいますと、ある特別な地層の化石をヒントに、その生き物の姿と生き方を推察しガラスで再現するというもの。

その特別な地層というのは、大量絶滅があったとされる古生代と中生代の隙間の時代のもの。
数年前に発見されたその地層はギャプス紀となづけられ(フィクションです)、アンモ所長をはじめとする研究者の化石発掘の対象となりました(フィクションです)。

そして化硝研究所と三人の博士が取り組んでいるのは、次から次へと出てくるその時代特有の謎の化石から、その時代の生態系を解明していこうという大きな試み。

化硝研究所のアンモ所長の依頼からはじまるこの企画は、だいたい年に1回か2回。
参加しているガラス作家は「増永元博士」「谷口知惠子博士」そして「礒野昭子博士」

気長な話ではあるものの、この取り組みを積み重ねていくといつか、厚みのある大きなイメージ世界を創り上げることができるはず。

依頼される3博士はお互いに申し合わせたり、相談したりはいっさい無しで、それぞれに「うーん!」と考えに考えた結果、考察の結果はぜんぜん違うものになったり、ニアミスしたり。
そこも面白いチェックポイントかもしれません。

学術的なムードが漂うこの化硝研企画ですが、復元されたものは資料であるとともに作品。
宝物でありアートとして、どうぞじっくりと見てやってくださいませ。

2025年4月 礒野昭子

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会場風景
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会場に展示された作品は「谷口博士」こと谷口知惠子さんと「増永博士」こと増永元さんとわたくし礒野昭子のもの。
そしてお題となった化石と、それぞれの作品になった生き物についての考察レポートが展示されました。

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谷口博士のコーナー
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Anglipis chekora (アングリピス チェコラ)
無顎鋼/ 異甲目/ プテラスピス科/詳細不明
学名の意味:角のついた甲羅
anguli(角)+pis(甲羅)+chekora(チェコラ)

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アングリピスの背景と額は谷口博士によって漆をほどこされています。

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河口やかなり流れのある川の底に住んでいます。
こんもりとした甲冑状の頭部と尖った形の尾ビレを持っています。
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礒野博士のコーナー
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Strobiluspis (ストゥラウビラスピス)
魚類無顎口上綱/無顎綱/異甲目/プテラスピス科
学名の意味:マツカサのような甲羅
strobilus(マツカサ)+pis(甲羅)

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作品は展示台からかんたんに取り外すことができます。
そして面白い手触りと、光を透して見る楽しみがあります。

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吻部の下面には泥の中でも生き物を探せるセンサーがあります。

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腹面にはイモムシのような足が5対あって、浅瀬から岩などの上に這い上がることができます。
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増永博士のコーナー
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Astrobelua sepioides(アストロベルア セピオイデス)
棘皮動物門/ヒトデ綱/詳細不明
学名の意味:コウイカに似た星の怪物
astrum(星)+belua(野獣、怪物)+sepia(コウイカ)+-oides(~に似た)

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海底を移動する時の姿勢

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胴体腕の背面

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捕食腕の中心に口らしきものがあります
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恒例の礒野作品のマスターピース展示
触って楽しんでいただくことができます。
今月は2作品
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【ウミノモト(蛸のような、)】3月のトップページを飾った子

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【桜の花まで飛べました!】4月のトップページを飾った子

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次回いそのん劇場は5月11日です。
2025/04/14 22:40 Update
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