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10月13日はいそのん劇場の開催日です
2024年10月07日(月)

今月10月13日は「いそのん劇場」の開催日です。
暑さも緩み、気持ちの良い季節がやってきましたね。
今年はなぜか、うちの柿は実がついておりません!
何本もの木がありますが、実はひとつもありませんね。
私の観察するところでは、この夏は受粉してくれる虫たちが少なかったように思います。
たくさんの種類の花アブさんが、雨が無かったおかげで卵や幼虫が育つ環境が整わなかったのかも???(正解はわかりません)とか思ってます。
でも今は少し涼しくなっていろんな植物や虫たちが嬉しそうです。
実の無い柿の木で木登りもできますよ(^_^)
さて、そんな中、今月のいそのん劇場では【土神さま】を主役に「今月の企画展示」を考えています。
加えて、いそのん劇場をクローズしたあとのはなれ1階の楽しみとして手仕事やものづくりがお好きな方たちのために、ちょっとしたチャレンジのワークショップも考えています。
気持ちの良いお天気でしたら、外を散策してキノコを探してみたり(あぶないので食べてはいけませんよ!)も楽しそうなので、当日皆様のご希望をうかがおうと思っています。

ご来訪には前日までに連絡をいただいております。
注:お越しの方は必ず事前にご連絡ください。
ご連絡方法や詳しいご案内はコチラ
「礒やしき」と「いそのん劇場」のご案内・・・http://www.iso.cx/kero/0832

今月の釜出しはありません
(釜出し企画とは・・・
いそのんの工房のあるこの場所で、オークションには(良い意味でも悪い意味でも)出しかねる作品をご自身で目利きしていただき、ご希望があれば販売あり、という企画です。
焼き物の世界の窯出しをもじり、魔法使いが魔法薬をぐつぐつ煮る大釜の字をあてて名付けました。)

告知です!
今週9日の水曜日からこのページで
「Web版いそのん劇場スペシャル」を連載します。
そちらもどうぞ、お楽しみください。
2024/10/07 18:11 Update
【ウミノモト(蛸のような、)】気まぐれ玉
2024年09月20日(金)

ウミノモトはたくさんの命がごちゃごちゃぎゅうぎゅうと入った海という液体。
イメージは命のスープ
そこに手に取れる形状を与えたものです。
その形はクジラだったり、タコだったり。
この作品は、たくさんの命と一緒に海の中をただよっている時に感じる、「自分もこのたくさんの命の中のひとつ」という幸せな感覚をカタチにしたもの。


この21日に開催されるグラス2Hオークションに出品しているのは、
その【ウミノモト(蛸のような、)】の気まぐれで制作したとりわけ小さい子。

小さいけれど、たくさんの命がいっぱいです。

画像上
ハタンポの泳ぐ右側の海底にはチャツボボヤの群生があります。
左側の海面にはアサガオガイの出す浮袋のような泡が。
画像真ん中
左からイソギンチャク、ケヤリムシそして造礁サンゴの一部が見えています。
画像下側
クモヒトデがいるのがわかるでしょうか?
うごうご伸ばした腕は画面の外までのびています。
揃えて張り付いた足のうねうねを通してみるチャツボボヤをどうぞ。

(画像をタップまたはクリックしてみてください)
この子にはあつらえで作った連れ歩き袋が付属します。
入れるとこんな感じ

カバンの中やポケットの中で持ち歩く時には、蓋をかぶせてやってください。

蓋をあけると、「コンニチワ」
胸元にぶら下げる時には蓋は首の後ろまでスライドさせて。

上からはこんなふうに見えるんです。
ウミノモトは、革紐でつながっているので袋から転げおちたりはしません。

革紐でつながったままでも、袋から出すことができます。
(外そうと思えば、外すこともできます。)
ちなみに、大きさの違いの実感ですが、この小さいウミノモトと本来のウミノモトの大きさを比べると、
100円玉と500円玉くらい違います。

こちらは「いそのん劇場スペシャル展」に関連する作品を紹介する「あとの祭り」企画でもあります。
「あとの祭り」について詳しくはコチラ・・・http://iso.wcs.jp/isogeki_sequel.html

今月のグラス2Hオークションは、9月21日(土)
(22日が日曜日なので21日の開催になっています)
どうぞみなさまお楽しみください。

2024/09/19 20:10 Update
羽蛙のおたまの【羽おたま】
2024年09月19日(木)

使い魔というのをご存知でしょうか?
いろんな説があって、調べると混乱もするのですけれど、魔法使いといつも一緒にいる小さな動物のことだと思ってくださるといいです。
代表的なのは、クロネコ、カラス、フクロウなど。
この夏いそのんは、魔法使いいそのんとして、山のおうちにお客様をお迎えして展覧会を開催しました。
そんないそのんの使い魔はなんと!【羽蛙】

そして羽蛙だって、子供時代があるんです。
というわけで誕生したのが14匹の【羽おたま】(いその作)
そのうちの9匹は先日のいそのん劇場に登場。
全員取り憑く主をみつけたようです。
そして14匹のうちのやや大きめの5匹は、このグラス2Hに登場。
さてさて、全員取り憑く先をみつけられるでしょうか?

ちゅうちゅう何かに吸い付きそうな、口元のかわいい子

流体力学的に、一番スピードの早そうな子

尾っぽが一番長い子

尻尾の短いずんぐりくん

下向きの口元がぶにっとしていて食いしん坊そうな子
ちなみに羽おたまさんたちは「求められて取り憑きたい」とおっしゃっております。
羽おたまさんたちの希望を叶えるべく、みなさまどうぞよろしくお願いいたします。

こちらは「いそのん劇場スペシャル展」に関連する作品を紹介する「あとの祭り」企画でもあります。
「あとの祭り」について詳しくはコチラ・・・http://iso.wcs.jp/isogeki_sequel.html

今月のグラス2Hオークションは、9月21日(土)
(22日が日曜日なので21日の開催になっています)
どうぞみなさまお楽しみください。

2024/09/19 1:24 Update
いそのん劇場【百年サナギとウミノモトを比べる】
2024年09月10日(火)
今月9月8日に礒やしきのはなれで開催された毎月一日だけの礒野お手製の展覧会「いそのん劇場」の様子をご紹介します。


ごあいさつ
【百年サナギとウミノモトを比べる】
今回のいそのん劇場は【百年サナギ】と【ウミノモト】
この2つの作品を比べて味わっていただきます。
ふたつを比べることで、それぞれの作品をより深く知って楽しんでいただけるのではと思います。
この2つは片方が海のもの、もう一方は山のもの、という大きな違いがあります。
そして、どちらも「そこにある命を愛しいと思う悦び」がテーマです。
【百年サナギ】は落ち葉の中で大型のサナギを見つけた時の悦びです。
手にずっしりと感じるその命の重みが私をワクワクドキドキさせます。
【ウミノモト】は海の中でたくさんの命に囲まれて、その一部になった時の悦びです。
おだやかな悦びで、胸がいっぱいになります。
これから階段をあがって会場に入ったら、それぞれの作品を手にとって、礒野が感じた世界を想像してみてください。
うまく想像できたら、それぞれに違う種類の脳内ホルモンが、脳内をだばだば流れるのを感じるのではないかと思います。
虫や海にご縁のない人のために解説するならば、
【百年サナギ】は宝物を見つけた時の悦び
【ウミノモト】はお風呂にゆっくりと身体を沈めた時の気持ちよさ
私にとって、作品の役割とは悦びの再現と悦びの共有でもあります。
山や海にご縁がない方も、この機会に想像の世界の森や空想の海に入って、心地よい2種類の悦びを共有してくださいませ。
2024年9月 礒野昭子

会場風景



会場ではこの子を寝かしつけているベッドから取り出してもらいます。
手にとった時に感じて欲しいと作品に込めたのは、宝物を見つけた時のワクワクドキドキ。

【ナギ】はサナギの奇妙で魅力的な姿に注目してデフォルメした作品。
火で造形し、冷めてからサンドブラストで削ったもの。
木のスタンドから、引き抜いて手にとることができます。
木の幹の穴から半分はみ出したサナギをみつけることがあります。
正体はおそらくカミキリムシのサナギで、すでに羽化してからっぽなもの。
いつか本体があるうちに出会いたい。
【ナギ】はサナギ命の本体が詰まってるという作品。
手に感じる重みがその実感のもと。

【ナギ】光を後ろにもっていってやると、左は朽葉色、右の子は濃い紫色になります。
木の穴から抜き出してやると、右の子のお尻がちょっぴり緑色



私にとって海の中は安らぎの場所。
人によって、その感覚を感じる場所や状況は違うもの。
ウミノモトを見ながら、
風の中を疾走する時にあたりと自分が一体になってると感じる方にはそのことを思い出してもらったり、
星空をみあげた時に自分が地球の一部になってると感じる方にはそのことを思い出してもらったり。
そんなときの【ウミノモト】は記憶を呼び戻すためのアイコン。

(画像をタップまたはクリックしてください)
【ウミノモト(蛸のような、)】の気まぐれで制作した小さい子
さらに連れ歩きやすいのが魅力です。
今月のグラス2Hに出品します。
そしてもう1点の展示は
【ウミノモト】のあばれ玉

今月の釜出しとして、抽選販売の結果、旅立っていきました。

次回いそのん劇場は10月13日
釜出しはありません。


ごあいさつ
【百年サナギとウミノモトを比べる】
今回のいそのん劇場は【百年サナギ】と【ウミノモト】
この2つの作品を比べて味わっていただきます。
ふたつを比べることで、それぞれの作品をより深く知って楽しんでいただけるのではと思います。
この2つは片方が海のもの、もう一方は山のもの、という大きな違いがあります。
そして、どちらも「そこにある命を愛しいと思う悦び」がテーマです。
【百年サナギ】は落ち葉の中で大型のサナギを見つけた時の悦びです。
手にずっしりと感じるその命の重みが私をワクワクドキドキさせます。
【ウミノモト】は海の中でたくさんの命に囲まれて、その一部になった時の悦びです。
おだやかな悦びで、胸がいっぱいになります。
これから階段をあがって会場に入ったら、それぞれの作品を手にとって、礒野が感じた世界を想像してみてください。
うまく想像できたら、それぞれに違う種類の脳内ホルモンが、脳内をだばだば流れるのを感じるのではないかと思います。
虫や海にご縁のない人のために解説するならば、
【百年サナギ】は宝物を見つけた時の悦び
【ウミノモト】はお風呂にゆっくりと身体を沈めた時の気持ちよさ
私にとって、作品の役割とは悦びの再現と悦びの共有でもあります。
山や海にご縁がない方も、この機会に想像の世界の森や空想の海に入って、心地よい2種類の悦びを共有してくださいませ。
2024年9月 礒野昭子

会場風景



会場ではこの子を寝かしつけているベッドから取り出してもらいます。
手にとった時に感じて欲しいと作品に込めたのは、宝物を見つけた時のワクワクドキドキ。

【ナギ】はサナギの奇妙で魅力的な姿に注目してデフォルメした作品。
火で造形し、冷めてからサンドブラストで削ったもの。
木のスタンドから、引き抜いて手にとることができます。
木の幹の穴から半分はみ出したサナギをみつけることがあります。
正体はおそらくカミキリムシのサナギで、すでに羽化してからっぽなもの。
いつか本体があるうちに出会いたい。
【ナギ】はサナギ命の本体が詰まってるという作品。
手に感じる重みがその実感のもと。

【ナギ】光を後ろにもっていってやると、左は朽葉色、右の子は濃い紫色になります。
木の穴から抜き出してやると、右の子のお尻がちょっぴり緑色



私にとって海の中は安らぎの場所。
人によって、その感覚を感じる場所や状況は違うもの。
ウミノモトを見ながら、
風の中を疾走する時にあたりと自分が一体になってると感じる方にはそのことを思い出してもらったり、
星空をみあげた時に自分が地球の一部になってると感じる方にはそのことを思い出してもらったり。
そんなときの【ウミノモト】は記憶を呼び戻すためのアイコン。

(画像をタップまたはクリックしてください)
【ウミノモト(蛸のような、)】の気まぐれで制作した小さい子
さらに連れ歩きやすいのが魅力です。
今月のグラス2Hに出品します。
そしてもう1点の展示は
【ウミノモト】のあばれ玉

今月の釜出しとして、抽選販売の結果、旅立っていきました。

次回いそのん劇場は10月13日
釜出しはありません。
2024/09/10 10:40 Update