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【森に棲むもの】番外編 朽ち木の住人(前編)

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今回23日の午後9時15分入札終了のグラス2Hオークションにエントリーしているのは【森に棲むもの】番外編。
この子、通常作品の仲間に入れる目的ではなく、そもそもは自分の為に創った作品。
自分自身が誰より自分の作品が好き!な私のことですから、これを自分の手元においておきたいのは当然。
でも同時に、いいのが生まれたら、こんなのが生まれたよ!とみんなに見せたくってたまらない。
これってジレンマです。
でもいつか自分の分も創る!と思ってエントリーです。
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(ヤマナメさまの右胸あたりの景色。シイノトモシビタケと虫草の子実体が見えます)

そんなわけですから、ここでもできるだけお披露目させてください。
こんな風に記録に残しておけば、今後もたくさんの人に見ていただけるでしょう。

まず今日は、この子のいろんな部分の景色をお見せします。
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(ヤマナメさまの右尾部あたり、3本のシイノトモシビタケが仲良く生えています)

ヤマナメさまが軟らかい身体をうな〜っとさせているので、見る角度で同じキノコが大きくなったり小さくなったり。
そして光のあて方を変えてみると、印象の違う空間になります。
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(懐中電灯の光を左手からあててちょっと違う角度で見ます。先ほどの3本のキノコのある空間もまるで違う雰囲気に)
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(ヤマナメさまの左尾部あたり。かなり完熟した粘菌のコロニーがあります)

光のあてかたで全然変わる状態を創れるのはガラスのもつ素材の魅力でもあります。
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(ヤマナメさまの左体躯部分。光のあて方をかえると、もうひとつのまだ若い粘菌のコロニーが一段奥に幽玄な感じで見えます)

寄生キノコ(虫草)の子実体の根元には甲虫が居ます。
この子は虫に見えて、その実中身は既にキノコの菌糸でぎっちりになっていて、もう物体としては虫でないのです。
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(虫としてはムクロでも、キノコとしては今も生き物。なんて不思議!)

明日は、後編です。



(掲載の写真はクリックすると、大きくなります。)
2022/01/27 16:26 Update

いったい何だったでしょう?

昨日の弘法さん、良い秋の日でした。
お越しになってくださった方々、どうもありがとうございました。

さて、来て下さったかたがたには直接見ていただいておりますが、
先日告知の、弘法さんにもう1匹なんとかできないか?の最後の楽しい思いつき、は何だったでしょう?

答えはこちら
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森に棲むものの番外編ともいえますけれど、【いそのんの気まぐれ】(21.2g)といった方がぴったりな、面白い子が参上でした。
青い花とお魚が1匹棲んでます。

もちろん1番人気!

ありがとうございました。

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もうひとつ、お知らせ。
11月15日の記事、連れ歩き袋の通販のお知らせに、お問い合わせのメールをいただいています。
そのうち1件の方への、お返事が届いていない気がします。
お返事の内容は
「手紡ぎ系と革の袋ですが、通販の場合、弘法さんパンダ屋さんが終わった後、手元にある袋の写真を添付でお送りします。
弘法さん、パンダ屋さんごとに、在庫の写真をお送りするので、気に入ったものがあった時にご購入ください。」
というものです。
お心あたりの方は、PCからのメール受信拒否などからこちらのメルアドを解除して、再びお便りくださいませ。

ただいまあります連れ歩き袋さんは、こちら
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左から2つ目がもう居なくなりました。
2022/01/21 20:36 Update

いそのんの2Hは蛙祭り!

中間報告で予告しておりましたグラスオークション2H、いそのんコーナーの蛙祭りの準備が整いました。

先ほど、3匹のケロケロ蛙さんたちのエントリーを済ませたところです。

なぜまた蛙祭りに?ですが、
今月のいそのん劇場で「いそのんと蛙」というテーマで展示をしたところ、来場の方々のおしゃべりに刺激をうけまして、この3匹の制作となったわけです。
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かわいいでしょう?
どの子もそれぞれにかわいくて、どなたも名乗りをあげない子がいたら、もう大喜びで自分の子にします。


蛙さんに厚みがあって全体にまるっこい、水色の子
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少し扁平なフォルムと指先の水色が魅力的な、ワイン色の子
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オリーブ色のこの子は姿がとてもきれいです。
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どの子も海がたっぷり大きめ。

最後に、お天気のお日様の下で撮った写真をどうぞ。
海をたっぷり見せる角度でパチリ。
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蛙さんにまわりの景色がうつってますね。

今月のグラスオークション2Hは22日開催です。
弘法さん(21日)の深夜0時をまわったらスタートです。
この3匹、弘法さんにも連れていきますから、実物を見たい人、触りたい人はぜひおこしくださいませ。


2022/01/27 16:34 Update

11月のトップページ

10月末に増永元さんをたずねまして、いっしょに生き物だらけの世界に浸ってきました。
今月のトップページのおはなしは、その時訪れた沖縄本島の北端、ヤンバルの夜の山の中が舞台。
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写真のヌシ【森に棲むもの】のしっぽちゃん(写真下)は森の中で生き生き。
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さて、このしっぽちゃんを取り巻く闇の中にはたくさんの樹々と生き物が。
流れの中にはイチゴの匂いのするゲンゴロウ、小指サイズの小さなエビにもう少しでっかい手長エビ。
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これまでの作品の中で、こっそりモチーフになってたりするこの蟲はヘビトンボの幼虫。
浅い水の溜まりに居ました。
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そして水中で、落ち葉にしっかりつかまって、流れる水にしっぽをたなびかせるこの手の子もいそのんの蟲のイメージのもとになってます。

同じ闇の中で、たくさんのいきものといっしょに居るのは、とても幸せな時間です。

ヤッコソウの群生もそろそろニョキニョキ。
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2022/01/21 20:36 Update

答えはこの子達でした。

先日の弘法さん記事で、告知の「突発的楽しみの子たちいったいなんでしょね」の答えは、この子たち。
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【おともだちのおともだちのおともだちの親分と大親分】
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クラゲの入ったこの子は【親分】
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       お花をおでこにつけてるこの子が【大親分】

わははは、楽しいでしょ。
2022/01/21 22:44 Update
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