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【陸にあがって】のステガちゃんと【ステガちゃんの相棒】その1

【陸にあがって】のステガちゃん。
特別の色と特別の細工をしています。

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このステガちゃん、失敗を覚悟の上で、ガラスもモチーフも思い入れも盛ってみました。
ですから無事に生まれた時はとても嬉しかったです。

創っている途中でもベースのヘビイチゴの玉がとてもよかったので、ステガちゃんで隠してしまうのは惜しいと一瞬ながら思ってしまいました。

そういうわけで、ステガちゃんで隠れている下にもヘビイチゴの実や花や葉っぱがたんまりあるんですよ。

そして、草むらでひっつけてきたのか?一種の迷彩柄を目指しているのか?背中にもうっすらと葉っぱの模様が・・。
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実はですね、ヘビイチゴのステガちゃんはなかなか製作上の工程的にタイヘンな作品なんです。
その上特別に!と創ったこの子はやはり、手放すのは惜しい子になりました。

おまけに、相棒の玉を創っちゃったので、ますます惜しくなりました。

相棒の玉については次の記事で
2022/04/22 20:19 Update

グラス2Hに【流流(りゅうりゅう)】セットを出品しています。

今年最後のグラスオークション2Hは、26日の月曜日です。

私からの出品は【流流(りゅうりゅう)】(46g)
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そして、特別セットとして【流流の内側のたま】(16g)も。
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【流流の内側のたま】
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鹿革をつけてお渡しします。
首からぶら下げると、見下ろした自分から一番見える場所に、蟲さんたちが居ます。
こっそり胸元に忍ばせて、水の世界を連れてあるくというのもワクワクです。
2022/01/27 17:50 Update

今月の表紙の【ごろりん】のこと

10月ですね。
なんだかすっかり涼しくなって、知らぬ間に海に入れる季節がすぎていきましたね。

そんな中で、公式サイト、トップページ用の写真を撮影しました。

今月のモデルさんは【ごろりん(10本足)】です。

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(写真はクリックすると大きくなります)
雨上がりの曇り空の光線で撮ったので、こういう色になりました。
晴れの時や蛍光灯の下ではまた微妙に色が違って見えます。

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正面顔もかわいいでしょう?

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少し顔を上げたところ。
この時、少しだけうっすらとお陽様が。

そして、見る角度を変えてやると、ほら!
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顔の先端のほうに、光があつまって見えてるのを発見。
2022/01/21 20:51 Update

流流(りゅうりゅう)のこと

先日の弘法さんにお越しになってくれた方々、どうもありがとうございました。
礒野は急遽お休みすることになってしまったのですが、サバヲに預けた作品たちが町長さんの音頭取りでいつものように縁組みしていただけました。

サバヲが帰宅後、弘法さんでの写真を見せてくれました。
そこには顔見知りのみなさま、初めてのみなさまが・・・(^_^)
お会いできなくて残念でした。

でもですね、サバヲからは土産話をたくさん聞いて、ほっこりさせていただきました。

このあと町長さんの弘法さん記事が出たら、時間差でまたまたほっこりさせていただきます。

さて、いつもの弘法さんでは、その後につづくグラス2Hオークション(このオークションは終了しています)への出品作品を生で見ていただくことにしています。

・・・・が、・・・今回の弘法さんでは出品中の【流流(りゅうりゅう)】を見ていただけませんでした。(ごめんなさい)

というわけで、礒野から今回の【流流】を一言でいうと・・・

「中は繊細、そとはおおらか」
です。

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かわいいでしょう?
そして、【流流】の実物を見てくれた人は、「妙に足のあたりが好き」って言ってくれるんです。
握って気持ちよいのもその部分です。
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光を透すと沢山入れたちっちゃな空気の泡が、こんなふうに見えます。
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2022/04/22 20:29 Update

【菌糸の森のアオリイカさん】のおはなしその5

【菌糸の森の・・・】の作品は、生き物の体内が他の生き物の暮らす世界だったりすること。
そして、知らずか知っていてか、じつはお互いに助け合いをして生きていたりすること。
それは、自分自身も個体として生きているつもりであっても、実はそうではないんだということ。

そういうことを考えながら、外側も内側もそれぞれに美しくてかつ不思議だと思うモチーフを組み合わせて創ったのがこの【菌糸の森の・・・】という作品。

私が美しくて不思議だと思いモチーフとして選んだのが粘菌と虫草とイカさん。

そのもののカタチをガラスに写し取るのではなく、ひとつひとつのモチーフが本物を見た時に感じるような不思議さ嬉しさをかもし出すようにと思いながら創っています。

この3つのモチーフは実は日本のあちらこちらで出会ったり、見つけたりすることができます。

でも、とても豊富に、まるで凝縮したようにこれらのものと出会えるのが八丈島なのです。
今回の展覧会「境界」の為に訪れた期間にもごらんのように、沢山の粘菌や大きなアオリイカ、かわいいトタテグモタケ(虫草)と出会うことができました。


というわけで、今回「境界おかわり」として、いつものコウイカさんヤリイカさんではなく
【菌糸の森のアオリイカさん】という特別版の子を誕生させました。
そしてこの数日の間のこのページのおはなしも、「境界おかわり」としてのお楽しみ。
八丈島の美しい粘菌や虫草を思い、深い海の底から産卵の為にやってくるアオリイカの美しさも想像して楽しんでいただけるといいなあと思っています。
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【菌糸の森のアオリイカさん】
中に仕込まれているのは3本の虫草と粘菌の子実体たち。

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逆光にすると脚の間から見えるのは瑠璃色。
眠そうな目は大きめ。

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このあと、本日零時をまわったらグラス2Hオークションがはじまります。
このオークションは終了しています

たった一匹、一人だけの為の【菌糸の森のアオリイカさん】
見るだけの人も、自分の手元で愛でたい人も、みんな楽しんでいただけますように。
2022/04/22 20:36 Update
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