【菌糸の森のヤリイカさん】セット つづき

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【菌糸の森のヤリイカさん】

はじめての小っさいサイズが誕生しました。
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(小さいヤリイカさんの虫草の子実体は1本、粘菌の子実体は1束。
大きいヤリイカさんの虫草の子実体は3本、粘菌の子実体は9束でできています。)


大きい子とならべてやると、かわいいんです。
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右横斜め上からみたところ

ほら!
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正面顔

並べてやると、お互いが引き立てあって楽しいのです。
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右横から見たところ
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ヤリイカさんの中で冬虫夏草がにょきにょきのびて、もうすぐ胞子をとばそうとしています。
その根元では子実体になった粘菌が、これもまた胞子をだすのでしょう。
ヤリイカさんはそれ自身が一つの生命体なのだけれど、それと同時に内側に棲む小さな生き物たちにとっての宇宙船であったりします。
ヤリイカさんが生きることは世界を護ることになります。
それはなんとなくシアワセな風景なのです。
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ヤリイカさんの内部、菌類の世界の細かいところまで全部がガラスでできています。
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この【菌糸の森のヤリイカさん】は小さいヤリイカさんとセットで、
11月22日開催のグラス2Hオークションに出品しています。
作品の入札終了時刻は22日午後10時30分です。


グラス2H今月のみどころ Co展・・・http://coten.wcs.jp/03405
グラス2Hオークション・・・http://2h.wcs.jp/

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メッセージなどありましたら、礒野におたよりをどうぞ!
メール kaeru@iso.cx
2023/01/20 22:15 Update

【菌糸の森のヤリイカさん】セット

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今月オークションに登場しているのは【菌糸の森のヤリイカさん】セット

大きいヤリイカさんと、小さいヤリイカさんが組作品として登場しています。
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【菌糸の森のヤリイカさん】セット (大きい方)
重さ66g:長さ73mm:幅34mm:厚み22mm

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右側から

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腹面

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左側から

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内部に生えている蟲草の子実体

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中で眠るワームと粘菌の子実体たち

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さらに部分拡大
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ヤリイカさんの中で冬虫夏草がにょきにょきのびて、もうすぐ胞子をとばそうとしています。
その根元では子実体になった粘菌が、これもまた胞子をだすのでしょう。
ヤリイカさんはそれ自身が一つの生命体なのだけれど、それと同時に内側に棲む小さな生き物たちにとっての宇宙船であったりします。
ヤリイカさんが生きることは世界を護ることになります。
それはなんとなくシアワセな風景なのです。
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ヤリイカさんの内部、菌類の世界の細かいところまで全部がガラスでできています。
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この【菌糸の森のヤリイカさん】は小さいヤリイカさんとセットで、
11月22日開催のグラス2Hオークションに出品しています。
作品の入札終了時刻は22日午後10時30分です。


グラス2H今月のみどころ Co展・・・http://coten.wcs.jp/03405
グラス2Hオークション・・・http://2h.wcs.jp/

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メッセージなどありましたら、礒野におたよりをどうぞ!
メール kaeru@iso.cx
2023/01/20 22:15 Update

いそのん劇場【鯨頭石のあらわすもの】

今月13日にやまのパンダ屋で開催された毎月一日だけの礒野お手製の展覧会「いそのん劇場」の様子をご紹介します。
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ごあいさつ

本日のいそのん劇場はほの暗い海の底
揺れる水と光のある空間があります。
その中で鎮座している【鯨頭石】に出逢います。

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【鯨頭石】は石です
石は大地の一部、大地は地球の一部
それはたくさんの命のよりどころです、

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【鯨頭石】は深い深い海の底の熱水噴出口のある場所です。
そこは暖かくてミネラルたっぷり、ほかの場所にはいない独特な生き物達の棲むところです。

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【鯨頭石】は大きな大きな鯨
大きすぎて頭しか見わたせない。

大きな鯨の命が終わる時、大きな身体は海をただよい、ゆっくりゆっくり時間をかけて
海底に沈んでいくのだそうです。
そして、その骨の脂のひとしずくがなくなるまで、
その骸(むくろ)はたくさんの生き物のご飯で住処になるんだそうです。
それはまるで私たちをのせて宇宙にうかぶ地球のようです。

【鯨頭石】は、鯨であること、石であること、深海の熱水噴出口であること
この三つの要素をもつ作品です。
この三つの要素のそれぞれについて考えをめぐらせるとき、私の思いはその先でお互いに関係し、
さらにそこから想像がとめどなくひろがっていくことになるのです。

本日のいそのん劇場では、
気持ちよくほの暗い海の底を、ゆっくりゆっくりと漂う気持ちになりながら、
礒野のとめどない想像の世界におつきあいください。
この時間がみなさまの豊かな気持ちの糧になりますように。

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2022年11月 礒野昭子
2022/11/14 19:57 Update

11月13日はやまのパンダ屋さん

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今週末の11月13日は和歌山県海南市にある「やまのパンダ屋さん」の開催日です。

やまのパンダ屋さんという名前はお店みたいですけれど、本質はお店というよりまるでイベント。
展覧会を味わってもらい、そしていそのの生活環境でみんなといっしょに楽しむ遊びをちりばめた企画です。

というわけで、先月はサバヲの「だあれ」のご購入希望者同士で戦う「すごろく」があったり、博物学19問クイズがあったり、もちろんいそのん劇場もあって、みなさまに楽しんでいただけたかと思います。

今月もサバヲさんの小さなガラスの動物をゲットする「だあれ?」の企画。
そして「いそのん劇場」などが開催される予定です。

そのほか今月は、植物のワタが、どうやって糸になるか、自分でやってみるということを、希望者さんと体験してみるつもりです。
これがわかると、ジーパンだってティーシャツだって、今までと違う気持ちで見れるという楽しみがあります。
ワタ以外にも、糸や布になりうる植物はたくさんありますが、そういうものもちょっと試してみれるといいなあとか思ったりしています。

秋のいい季節です。
どうぞ、山の一日を楽しみにお越しくださいませ。


やまのパンダ屋さんへのご来訪には前日までに事前連絡をいただいております。
注:お越しの方は必ず事前にご連絡ください。

ご連絡方法や詳しいご案内はコチラ
「やまのパンダ屋さんのご案内」・・・http://www.iso.cx/kero/0672

オープンは11時、クローズは17時。

海南駅までのお迎えは
10:35 と 14:05 です。
2023/01/03 15:47 Update

【大地の記憶】つづき

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石になった三葉虫はおだやかに眠っているようにも見えます。

手にとると感じる手触りや重みも、作品の大事な要素です。
例えばごろんとした立体感、出っ張り、ぶつぶつ、体節のつくる尾根と溝。
そしてつるんだったりザリザリガビガビだったり。

炎に生み出された表面の質感は肉眼やルーペで見ても美しい部分です。
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ざりざりとした手触りをもつ、真黒にちぢれた部分。
ふちにあしらった黒いぶつぶつも手に気持ちが良いです。

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表面に開いた穴は高温の時にガラスが泡立った痕跡。

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青みの反射は銀箔の反応でできたもの。
角度によって見えたり見えなかったり。


ガラスならではの楽しみは、光を使うと魔法のように姿を変えたりすること
内部から光をあてると、先カンブリア紀のマグマの海のイメージ。
地底から赤い光景があらわれます。
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部分拡大

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小さい画像は光を外からあてて見たところ
大きい画像は紐通し穴から光をあてて同じ場所を見たところ

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内側に光を入れることで、おもわぬところに光の抜け道があることもわかります。
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この【大地の記憶】は10月24日開催のグラス2Hオークションに出品しています。
作品の入札終了時刻は24日午後10時10分です。
このオークションは終了しています

グラス2H今月のみどころ Co展・・・http://coten.wcs.jp/03374
グラス2Hオークション・・・http://2h.wcs.jp/

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メッセージなどありましたら、礒野におたよりをどうぞ!
メール kaeru@iso.cx
2022/11/19 11:06 Update
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