【大地の記憶】つづき

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石になった三葉虫はおだやかに眠っているようにも見えます。

手にとると感じる手触りや重みも、作品の大事な要素です。
例えばごろんとした立体感、出っ張り、ぶつぶつ、体節のつくる尾根と溝。
そしてつるんだったりザリザリガビガビだったり。

炎に生み出された表面の質感は肉眼やルーペで見ても美しい部分です。
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ざりざりとした手触りをもつ、真黒にちぢれた部分。
ふちにあしらった黒いぶつぶつも手に気持ちが良いです。

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表面に開いた穴は高温の時にガラスが泡立った痕跡。

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青みの反射は銀箔の反応でできたもの。
角度によって見えたり見えなかったり。


ガラスならではの楽しみは、光を使うと魔法のように姿を変えたりすること
内部から光をあてると、先カンブリア紀のマグマの海のイメージ。
地底から赤い光景があらわれます。
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部分拡大

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小さい画像は光を外からあてて見たところ
大きい画像は紐通し穴から光をあてて同じ場所を見たところ

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内側に光を入れることで、おもわぬところに光の抜け道があることもわかります。
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この【大地の記憶】は10月24日開催のグラス2Hオークションに出品しています。
作品の入札終了時刻は24日午後10時10分です。
このオークションは終了しています

グラス2H今月のみどころ Co展・・・http://coten.wcs.jp/03374
グラス2Hオークション・・・http://2h.wcs.jp/

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メッセージなどありましたら、礒野におたよりをどうぞ!
メール kaeru@iso.cx
2022/11/19 11:06 Update
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