【ご近所さま(イノシシ)】の世界

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(イノシシ2号)
うちの回りでは毎日イノシシがごそごそしています。
イノシシが食べ物を探した跡は、まるで耕耘機で耕したよう、春の田植え前の田おこし状態です。

ヒトの世界では土地の境界線を引きたがるということを彼らは知ることもなし、ただただ地面だけを見つめずんずんとご飯を探して動き回る。

春先は、タケノコを食べているのをその痕跡から知り、夏の終わりにはツルボの球根を掘って食べているのをその剥いた球根の皮から知り。
今はヤマイモを掘っているらしいのを、芋をなくしてヨレヨレと垂れ、枯れていく葉とツルを見つけることで知りました。

こちらに気づいた時には一瞬とまり、そして逃げていくのですが、最近はその逃げるすがたにパニックの気配をみうけません。

もしかして、私のことを「大丈夫なヒト」と思ってくれてる?
早く彼らのご近所さまとして「逃げる必要もないヒト」に昇格したいものです。
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(イノシシ1号)

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(イノシシ3号)

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(イノシシ4号)

荒れ地を耕すのはとても大変だから、イノシシ耕耘機には大助かり。
時には困ることもあるけど、好い事もたくさんしてくれる嬉しいご近所さんです。


さていそのんの手にかかってガラスの塊になった【ご近所さま(イノシシ)】
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(イノシシ5号)
それぞれのイノシシの中に入っているのは芋のツルと葉。
そしてタンポポの綿毛がひっそりと入っています。
白い胞子がいくつか飛んで居る子も、花が咲いていたり、蹴散らされた花が飛んでいる子もいます。
2021/07/19 21:08 Update
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