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いそのん劇場【ごろりん10本足と・・・】

今月11月10日に礒やしきのはなれで開催された毎月一日だけの礒野お手製の展覧会「いそのん劇場」の様子をご紹介します。
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ごあいさつ

【ごろりん10本足と・・】

本日のいそのん劇場は、お久しぶりの【ごろりん】が主人公です。
さかのぼること約7年、2017年から2018年にかけて、いそのんは12匹の【ごろりん10本足】を連れ、 タイ、マレーシア、インドネシアと歯車を探す4度の旅に出かけたものでした。
(その時のおはなしはスタヂオi で「ごろりん10本足のおはなし」としてカエル星人によって レポート連載されています。)

ごろりんの作品テーマは「知る楽しみ」
「知る楽しみ」とは何かを発見したり、考察したり、学んだりする楽しみのこと。
ヒトというものの幸せをつくる大きな楽しみのひとつだと思っています。

【ごろりん】という作品の役割は、その「知る楽しみ」を後押しするというもの。
だから知らない場所に行って、知らなかった生き物について、植物について、出会いについて、ご紹介したのも、実は作品テーマとからむミッションのひとつでした。

大仕事を終えて、12匹がそれぞれの場所に行ってしまってからも、時折ウェブサイトに顔を出し、 この世のすばらしさや知らなかったことを「見逃すなよ?」とつぶやくのも彼の役割。

ということで、ひさしぶりに実物と会っていただこうと、本日のいそのん劇場には、ものがたりでおなじみの【ごろりん】と【ギヤキャプくん】【歯車くん】たちが登場です。

そして、会場にはもうひとつ、それとは別に、これからグラス2Hを通して行き先を探そうという 2つの作品が、みなさまをお待ちしています。

その1匹は新しく誕生した【土神さま】
もう1匹は【ごろりん10本足】

さあ、本日のいそのん劇場もたっぷり楽しんでいただけますように!

2024年11月 礒野昭子
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会場風景
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左には【ごろりん10本足】と仲間たち。
右にはグラス2Hオークションに出品する【土神さま】と【ごろりん10本足】

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ごろりんとギヤキャプくんと歯車くんたち。
窓辺の小瓶はこれこそ自然の仕組みのすごさと不思議の代表「冬虫夏草」。

画像右下は、ギヤキャプくんの取り扱い説明書。
これがとってもおもしろいんです。

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こちらはオークションに出場の【ごろりん10本足】
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アップでどーん!

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同じく【土神さま】
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アップでどーん!

礒やしきでは、次の2Hに出場の実物が見れたり触れたりします。
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次回いそのん劇場は12月8日です。
2024/11/21 18:36 Update

11月10日はいそのん劇場の開催日です

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今月11月10日は「いそのん劇場」の開催日です。

急に寒くなってきましたね。
寒くなると植物たちの成長は遅くなり、やま芋などはその分のエネルギーがまわるのでしょうか、むかごが急に育ち始めるような気がします。

みなさまが来てくださった先月のお山から今月のお山までの一ヶ月の間に、ひとつ大ニュースがあります。
トイレ前のシャワーブースに棲みついているムササビさんが2匹になりました。
これまでこの子のことをうちではテンプラと呼んでいたのですが、2匹の見分けがつかないのでどちらがテンプラなのかわかりませぬ。
なので、今はどちらのこともテンプラと呼ぶことになりました。

残念ながら彼らは夜行性なのでお越しのみなさまと会うことはありませんが、お手洗いに行く時には、そのすぐそばですやすや寝ていると思ってください。
きっと気持ちがほっこりいたします。

ちなみに大ニュースはテンプラ増量ですが、おそらくアナグマさんもイノシシさんも増量しています。
アナグマさんは日中に会うこともあるので、会えるといいですね。

さて、それでは今月のコンテンツの一部紹介です。

先月にひきつづき、ワタとガラスでつくる人形のワークショップをします。
参加はご自由で、基本的には無料ですが、ガラスの頭部を使う場合は、それについてはお買い上げいただいています。(1500円)

サバヲの「今月のだあれ?」も楽しみです。
今月は、お山と関わりの多い、あの子みたいです。
こちらの販売は13時半に予定しています。

いそのん劇場は当日のお楽しみ
今月はどんなふうになりますものやら。

お山では、むかごをあつめたり、お花を摘んだり、ツルや草で遊んだり。
いろいろ遊べると思います。

日常の頑張りを少しお休みして、息抜きをかねて遊びにきてくださいませ。

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「今月の下見」
今月のグラス2Hオークションに登場の【土神さま】をおひろめします。
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ご来訪には前日までに連絡をいただいております。
注:お越しの方は必ず事前にご連絡ください。

ご連絡方法や詳しいご案内はコチラ
「礒やしき」と「いそのん劇場」のご案内・・・http://www.iso.cx/kero/0832

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2024/11/07 10:36 Update

いそのん劇場【土神さま出現】

今月10月13日に礒やしきのはなれで開催された毎月一日だけの礒野お手製の展覧会「いそのん劇場」の様子をご紹介します。
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ごあいさつ

【土神さま出現】

土神さまは、良い土のあるところにおわします。
そして土を「ほこほこ」にしたり、土を「うまうま」にしてくださいます。

土神さまは大地に落ちたものを分解するトビムシだったり菌類だったり。
土の中でうごめくミミズだったり、オケラだったり、ヤスデだったり。
土の中で暮らし、トンネルを掘り、糞をするネズミやモグラだったり。
そして、時には土をひっくり返してそこにあるあらゆるものを混ぜ込んでしまう、猪だったりアナグマだったり。

ここのところ植物とのお付き合いが増えたこともあって、土の中が気になるいそのんです。
植物の根っこと菌類との関係のこと、虫たちと植物のもつ免疫のこと、土壌をつくるいろいろなもののこと。
こうじゃないか、あーじゃないかと見守りながら、わからないなりに想像したあげく、土の中の生き物になったつもりでその暮らしを想像していい気持ちになるのです。

今回、いそのん劇場でみなさまに見ていただくのは【土神さま】
つい数日前に誕生した子です。

いそのんのつくる【土神さま】はただいま寝起き。
大地にぼこっと開いた穴から出てきたばかり。
背中にマルトビムシ、おなかにミミズ。
たくさんの実をつけたヘビイチゴは豊かさをあらわしています。

それではみなさま、みなさまも土の中の生き物になったつもりで、本日のいそのん劇場をお楽しみ
くださいませ。

2024年10月 礒野昭子
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会場風景
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空中に張りめぐされた網は地上と地下の境界を表すもの。

会場に屈んで入ったら、モグラやアナグマの気持ちで地下から上を見上げます。
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そして床に置かれた台に登ると、地上へ頭を出すことができます。
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地表には、少し前に目覚めたばかりの土神さまがおわしました。
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つつしんでご挨拶
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次回いそのん劇場は11月10日です。
2024/10/21 20:57 Update

10月13日はいそのん劇場の開催日です

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今月10月13日は「いそのん劇場」の開催日です。

暑さも緩み、気持ちの良い季節がやってきましたね。
今年はなぜか、うちの柿は実がついておりません!
何本もの木がありますが、実はひとつもありませんね。

私の観察するところでは、この夏は受粉してくれる虫たちが少なかったように思います。
たくさんの種類の花アブさんが、雨が無かったおかげで卵や幼虫が育つ環境が整わなかったのかも???(正解はわかりません)とか思ってます。

でも今は少し涼しくなっていろんな植物や虫たちが嬉しそうです。
実の無い柿の木で木登りもできますよ(^_^)

さて、そんな中、今月のいそのん劇場では【土神さま】を主役に「今月の企画展示」を考えています。

加えて、いそのん劇場をクローズしたあとのはなれ1階の楽しみとして手仕事やものづくりがお好きな方たちのために、ちょっとしたチャレンジのワークショップも考えています。

気持ちの良いお天気でしたら、外を散策してキノコを探してみたり(あぶないので食べてはいけませんよ!)も楽しそうなので、当日皆様のご希望をうかがおうと思っています。

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ご来訪には前日までに連絡をいただいております。
注:お越しの方は必ず事前にご連絡ください。

ご連絡方法や詳しいご案内はコチラ
「礒やしき」と「いそのん劇場」のご案内・・・http://www.iso.cx/kero/0832

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今月の釜出しはありません
(釜出し企画とは・・・
いそのんの工房のあるこの場所で、オークションには(良い意味でも悪い意味でも)出しかねる作品をご自身で目利きしていただき、ご希望があれば販売あり、という企画です。
焼き物の世界の窯出しをもじり、魔法使いが魔法薬をぐつぐつ煮る大釜の字をあてて名付けました。)

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告知です!

今週9日の水曜日からこのページで
「Web版いそのん劇場スペシャル」を連載します。
そちらもどうぞ、お楽しみください。
2024/10/07 18:11 Update

いそのん劇場【百年サナギとウミノモトを比べる】

今月9月8日に礒やしきのはなれで開催された毎月一日だけの礒野お手製の展覧会「いそのん劇場」の様子をご紹介します。
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ごあいさつ

【百年サナギとウミノモトを比べる】

今回のいそのん劇場は【百年サナギ】と【ウミノモト】
この2つの作品を比べて味わっていただきます。
ふたつを比べることで、それぞれの作品をより深く知って楽しんでいただけるのではと思います。

この2つは片方が海のもの、もう一方は山のもの、という大きな違いがあります。
そして、どちらも「そこにある命を愛しいと思う悦び」がテーマです。

【百年サナギ】は落ち葉の中で大型のサナギを見つけた時の悦びです。
手にずっしりと感じるその命の重みが私をワクワクドキドキさせます。

【ウミノモト】は海の中でたくさんの命に囲まれて、その一部になった時の悦びです。
おだやかな悦びで、胸がいっぱいになります。

これから階段をあがって会場に入ったら、それぞれの作品を手にとって、礒野が感じた世界を想像してみてください。
うまく想像できたら、それぞれに違う種類の脳内ホルモンが、脳内をだばだば流れるのを感じるのではないかと思います。

虫や海にご縁のない人のために解説するならば、
【百年サナギ】は宝物を見つけた時の悦び
【ウミノモト】はお風呂にゆっくりと身体を沈めた時の気持ちよさ

私にとって、作品の役割とは悦びの再現と悦びの共有でもあります。
山や海にご縁がない方も、この機会に想像の世界の森や空想の海に入って、心地よい2種類の悦びを共有してくださいませ。

2024年9月 礒野昭子
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会場風景
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会場ではこの子を寝かしつけているベッドから取り出してもらいます。
手にとった時に感じて欲しいと作品に込めたのは、宝物を見つけた時のワクワクドキドキ。

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【ナギ】はサナギの奇妙で魅力的な姿に注目してデフォルメした作品。
火で造形し、冷めてからサンドブラストで削ったもの。
木のスタンドから、引き抜いて手にとることができます。

木の幹の穴から半分はみ出したサナギをみつけることがあります。
正体はおそらくカミキリムシのサナギで、すでに羽化してからっぽなもの。
いつか本体があるうちに出会いたい。
【ナギ】はサナギ命の本体が詰まってるという作品。
手に感じる重みがその実感のもと。

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【ナギ】光を後ろにもっていってやると、左は朽葉色、右の子は濃い紫色になります。
木の穴から抜き出してやると、右の子のお尻がちょっぴり緑色
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私にとって海の中は安らぎの場所。
人によって、その感覚を感じる場所や状況は違うもの。
ウミノモトを見ながら、
風の中を疾走する時にあたりと自分が一体になってると感じる方にはそのことを思い出してもらったり、
星空をみあげた時に自分が地球の一部になってると感じる方にはそのことを思い出してもらったり。
そんなときの【ウミノモト】は記憶を呼び戻すためのアイコン。

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(画像をタップまたはクリックしてください)
【ウミノモト(蛸のような、)】の気まぐれで制作した小さい子
さらに連れ歩きやすいのが魅力です。
今月のグラス2Hに出品します。

そしてもう1点の展示は
【ウミノモト】のあばれ玉
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今月の釜出しとして、抽選販売の結果、旅立っていきました。

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次回いそのん劇場は10月13日
釜出しはありません。
2024/09/10 10:40 Update
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