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【陸にあがって(進化のおはなし)】特別版
2016年02月18日(木)
このステガちゃん、どこが特別かというとココニちゃんの世界からやってきた「モゾゾ」が居るんです。
ほら!
実はこれは作品としては反則!
でも、とってもかわいくなるんじゃないかと思って一匹だけ、すごく慎重にモゾゾをいれてみました。
そしたらやっぱり思ったとおりかわいい子になりました。
それから3ヶ月、手元で眺めて、布でふきふきして、とうとう送り出すことになりました。
その前に良いお天気のお空をバックに写真をパチリ
(写真はクリックすると大きくなります)
【陸にあがって】の図解図もどうぞ

おまけにカエル星人が3本指で苦労して描いた図解図はいかが?

それから、サバヲさんの雪のような白い珊瑚の玉にもひとこと。
写真って難しいですね、この作品は光の具合で奥行きのある子で、2次元の写真では伝えきれてないかも!です。
私は実物を見ているのですが、控えめながらなんともいえない雰囲気にとても惹き付けられました。
紐を付けて身につけてもいいですが、私なら眺めて握って楽しみたいひと玉です。
2022/05/23 22:11 Update
パパラチア色の【ごろりん】
2015年10月23日(金)
パパラチアはスリランカの言葉で「蓮の花」とか「蓮の花のつぼみ」という意味なんだそうです。
ピンクがかったオレンジ色のことをそう呼びます。

このガラスの塊は、外形が奇妙ないきもの。(何に見えるかな??)


そしてその中を覗き込むと、植物の根がからまりあい、水滴のような気泡があちらこちらで光り、のびのびと咲く花や芽吹いた双葉、そこに「モゾゾ」と名付けた虫もこっそりいたりして、「見飽きる事のないように」と、つくったみずみずしい空間があります。



そして、加えて入っているのが、「歯車」
白い歯車
灰色の地味な歯車
植物の茎を輪切りにしたような緑の歯車。
私にとって、【歯車】というモチーフは物事のつながりとか上手く機能する仕組みとかを彷彿させるイメージなのです。
「ハッ」と、ことあるごとに感動させられるのが自然の仕組みのみごとさ。
その感動を、ぎゅっぎゅっと濃縮して、それをちっちゃい生き物にして、傍らに置きたい。
そして、その子をながめていると、またそこから心の中に際限なくおはなしが生まれてくる、そんな子を生み出したい。
そんな思いでできた作品です。
では、【ごろりん】のサービスショット!
かわいい足の裏 どーん!

ピンクがかったオレンジ色のことをそう呼びます。

このガラスの塊は、外形が奇妙ないきもの。(何に見えるかな??)
そしてその中を覗き込むと、植物の根がからまりあい、水滴のような気泡があちらこちらで光り、のびのびと咲く花や芽吹いた双葉、そこに「モゾゾ」と名付けた虫もこっそりいたりして、「見飽きる事のないように」と、つくったみずみずしい空間があります。
そして、加えて入っているのが、「歯車」
白い歯車
灰色の地味な歯車
植物の茎を輪切りにしたような緑の歯車。
私にとって、【歯車】というモチーフは物事のつながりとか上手く機能する仕組みとかを彷彿させるイメージなのです。
「ハッ」と、ことあるごとに感動させられるのが自然の仕組みのみごとさ。
その感動を、ぎゅっぎゅっと濃縮して、それをちっちゃい生き物にして、傍らに置きたい。
そして、その子をながめていると、またそこから心の中に際限なくおはなしが生まれてくる、そんな子を生み出したい。
そんな思いでできた作品です。
では、【ごろりん】のサービスショット!
かわいい足の裏 どーん!
2022/05/23 21:05 Update
作業の一部を動画で公開
2015年07月04日(土)
ワークショップとかデモンストレーションとか、その手の人前での制作はやらないワタクシですが、2012年のボダイジュ・フェスでとんぼ玉を紹介するために録画した作業動画をグラスタウンさんで公開しております。
当初公開されたものはすっごくかいつまんで、2分くらいだったと思うのですが、今回はかなりロングバージョンの編集です。
動画を紹介しているページ・・・http://town.wcs.jp/info/06241
つくっているのはこんな玉です。
「その扉のむこうには」の初期のもの。

今まで、つくるのを見せて〜と言われても、「作業中は3本めの手が生えて、その姿、とても人には見せられないから。。」とか言ってきましたが、当然嘘です。
それから、コレを見て参考にしようと思っている方々へ注意!!
本来私の作業机はこんなに片付いていません。
ガラスのカケラが飛び散り、試作のパーツが散乱し、メモやら写真やらがあちこちにあります。
それが、いつもの真実の姿
それから、背後にある黄色の窯は、私のあこがれのグッズ。
いまだ、大切に使われずにおります。
くだんの「その扉の向こうには」の最終形態はこんなふう。

来月スタートする弥生文化博物館での「とんぼ玉100人展」で皆様に見ていただこうと登場の予定です。
当初公開されたものはすっごくかいつまんで、2分くらいだったと思うのですが、今回はかなりロングバージョンの編集です。
動画を紹介しているページ・・・http://town.wcs.jp/info/06241
つくっているのはこんな玉です。
「その扉のむこうには」の初期のもの。
今まで、つくるのを見せて〜と言われても、「作業中は3本めの手が生えて、その姿、とても人には見せられないから。。」とか言ってきましたが、当然嘘です。
それから、コレを見て参考にしようと思っている方々へ注意!!
本来私の作業机はこんなに片付いていません。
ガラスのカケラが飛び散り、試作のパーツが散乱し、メモやら写真やらがあちこちにあります。
それが、いつもの真実の姿
それから、背後にある黄色の窯は、私のあこがれのグッズ。
いまだ、大切に使われずにおります。
くだんの「その扉の向こうには」の最終形態はこんなふう。
来月スタートする弥生文化博物館での「とんぼ玉100人展」で皆様に見ていただこうと登場の予定です。
2022/01/21 20:53 Update
「菌糸の森のヤリイカさん」
2015年06月16日(火)

ご存知のように、私はとても生き物のことが好きです。
で、大人になって特に小さな生き物の事をいろいろ知るうちにこんな事に気づきました。
ほとんどすべての生き物は、他のより小さい生き物の為の
・・・地球だったり、
・・・お家だったり、
・・・乗り物だったりしていて、
その生き物単体でいきているのではないようだと思われるのです。
わかりやすいのは珊瑚や地衣類みたいな、共生関係にあるものですが、
そうでなくても
たいがいのいきものが、消化関係でバクテリアなどのより小さい生き物のお世話になっていることが多いように思います。
そして・・・ということは・・・自分もまた他の小さい生き物(バクテリアなど)の為の地球だったりします。
それらの生き物は私達にとって必要ないきものでもありますが、
彼らにとって私達の存在はもっともっと大事な存在、
「世界」 であったりします。
そして、それゆえ、
「自分の身体は自分だけのものじゃない、沢山の命を預かっているんだ」
と意識すると、私はとてもほっこりと、そしてとても誇らしい良い気持ちになるのです。
そんな良い気持ちを、目に見えるカタチにして、他の人達とも共有したい。
そんなふうに思ったことが、この「菌糸の森の・・・」のシリーズを創る動機になりました。
そして、私自身は今もなおこの多層構造な作品を見るたび、
自分は自分の中に棲んでいるバクテリアたちの人生を守る「世界」だ!
ということを思い出して、
ほっこり誇らしい良い気持ちになるのです。
ヤリイカさんの世界の中に棲んでいるのは
蟲(ワームっぽいもの)
それに寄生するキノコ(虫草)
粘菌(変形菌)たち。
2022/05/23 21:15 Update

